やまなか‐ひさし【山中恒】
[1931〜 ]児童文学者・文芸評論家。北海道の生まれ。長編「赤毛のポチ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞し、本格的な執筆活動に入る。「花のウルトラ三人衆」「なんだかへんて子」「あばれはっちゃく...
やまもと‐かなえ【山本鼎】
[1882〜1946]洋画家・版画家。愛知の生まれ。大正7年(1918)日本創作版画協会を結成し、創作版画の発展に尽力。また、児童のための自由画運動の推進、日本農民美術研究所の設立など、多方面で活躍。
よしはら‐じろう【吉原治良】
[1905〜1972]洋画家。大阪の生まれ。藤田嗣治(つぐはる)らに師事。具象画から抽象画へと進み、具体美術協会を主宰して前衛芸術運動を推進。
よしむら‐こうざぶろう【吉村公三郎】
[1911〜2000]映画監督。滋賀の生まれ。女性映画の巨匠と呼ばれ、主演女優の魅力を引き出す手腕が高く評価された。新藤兼人(かねと)らと「近代映画協会」を設立。代表作「暖流」「安城家の舞踏会」...
よねざわ‐ほのぶ【米沢穂信】
[1978〜 ]小説家。岐阜の生まれ。平成13年(2001)「氷菓(ひょうか)」で角川学園小説大賞奨励賞を受賞し、小説家デビュー。ミステリー小説を中心に執筆、「折れた竜骨」で日本推理作家協会賞を...
りょう‐しょうし【廖承志】
[1908〜1983]中国の政治家。東京生まれ。父は国民党左派の指導者、廖仲愷(ちゅうがい)。長征、抗日戦に参加。人民共和国成立後は日中国交回復に尽力。中日友好協会発足以来、その会長を務めた。リ...
ろうしゃ【老舎】
[1899〜1966]中国の小説家・劇作家。本名、舒慶春(じょけいしゅん)。字(あざな)は舎予。1938年の中華全国文芸界抗敵協会成立時に主任となり、第二次大戦後は北京市文連主席となったが、文化...