あくたがわ‐やすし【芥川也寸志】
[1925〜1989]作曲家。東京の生まれ。竜之介の子。東京音楽学校卒。橋本国彦らに師事し、多彩な作品を発表。昭和28年(1953)、団伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。代表作に「交響三章」「...
アッベ【Ernst Abbe】
[1840〜1905]ドイツの物理学者・光学技術者。イエナ大教授。光学機器メーカーのカール‐ツァイス社の共同経営者となり、ツァイスとともに、同社の光学機器を開発。ツァイスの死後は社長に就任。顕微...
アルキメデス【Archimēdēs】
[前287ころ〜前212ころ]古代ギリシャの数学者・物理学者。積分法の先駆となる放物線・円・球などの求積法、アルキメデスの原理の発見、揚水器の発明、てこ・重心の原理の解明など多方面にわたって活躍。
アルビノーニ【Tomaso Albinoni】
[1671〜1751]イタリア、バロック期の作曲家・バイオリン奏者。ベネチア楽派の一人。上品な作風で知られ、オーボエ協奏曲をはじめとする器楽作品が有名。
いしぐろ‐むねまろ【石黒宗麿】
[1893〜1968]陶芸家。富山の生まれ。号、栩庵(くあん)。京都八瀬(やせ)で作陶。東洋の古陶磁を研究し、木の葉天目釉(てんもくゆう)を再現。鉄釉陶器の技法で人間国宝に認定される。
いわた‐とうしち【岩田藤七】
[1893〜1980]ガラス工芸家。東京の生まれ。ガラス工芸を美術の一ジャンルとして確立。特に色ガラス器にすぐれた表現を示した。芸術院会員。
カレル【Alexis Carrel】
[1873〜1944]フランスの外科医・生理学者。1905年、米国へ移住。血管縫合術を完成。臓器移植を研究、組織培養法を確立し、現代の生命観に影響を与えた。1912年ノーベル生理学医学賞受賞。著...
クーシュ【Polykarp Kusch】
[1911〜1993]米国の物理学者。ドイツの生まれ。1912年渡米、翌年帰化。マイクロ波発振器の開発、電子の磁気モーメントの精密決定などに貢献した。1955年、W=E=ラムとともにノーベル物理...
ザハロフ【Basil Zaharoff】
[1850〜1936]英国の実業家。トルコの生まれ。国際的な兵器請負業者として知られ、「死の商人」とよばれた。
そう‐おうせい【宋応星】
[1590ころ〜1650ころ]中国、明末の学者。奉新(江西省)の人。字(あざな)は長庚(ちょうこう)。食物・衣服・陶器・農具、その他、生活一般の技術を研究した。著「天工開物」など。