さたけ‐あきひろ【佐竹昭広】
[1927〜2008]国文学者。東京の生まれ。京都大学、成城大学の教授を経て国文学研究資料館館長。古代・中世文学、特に万葉集の研究に業績を残した。
さつま‐じょううん【薩摩浄雲】
[1595〜1672]江戸前期の古浄瑠璃の太夫。初世。山城または和泉の人。通称、虎屋次郎右衛門。別名、薩摩太夫など。剃髪して浄雲と号した。沢住検校(さわずみけんぎょう)に師事。江戸に下り操り芝居...
さとう‐さたろう【佐藤佐太郎】
[1909〜1987]歌人。宮城の生まれ。「アララギ」に入会し、斎藤茂吉に師事。芸術派的な独自の歌風を確立した。歌集「歩道」「帰潮」「開冬」など。
さとう‐とくじ【佐藤得二】
[1899〜1970]哲学者・小説家。岩手の生まれ。京城帝大予科、一高の教授を歴任した後、文部省に入省。昭和38年(1963)、64歳のときに「女のいくさ」で直木賞を受賞し、話題を集める。
しみず‐むねはる【清水宗治】
[1537〜1582]戦国時代の武将。備中高松城主。羽柴秀吉の水攻めに敗れて自刃。
しゃのく【車匿】
《(梵)Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦(しゃか)が王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行し、阿羅漢となったといわれる。
すいぜい‐てんのう【綏靖天皇】
記紀で、第2代の天皇。神武天皇の第3皇子。名は神渟名川耳(かんぬなかわみみ)。大和国葛城(かつらぎ)の高丘宮(たかおかのみや)を都にしたという。
すじん‐てんのう【崇神天皇】
記紀で、第10代の天皇。開化天皇の皇子。名は御間城入彦五十瓊殖(みまきいりひこいにえ)。御肇国天皇(はつくにしらすすめらみこと)とも称される。
すずき‐ぶんじ【鈴木文治】
[1885〜1946]労働運動家。宮城の生まれ。大正元年(1912)友愛会(のち日本労働総同盟)を設立、会長を務めた。社会民衆党創立に参画、同党および社会大衆党代議士。
するが‐だいなごん【駿河大納言】
《駿府城に住し、権大納言に任ぜられたところから》徳川忠長の通称。