へいぜい‐てんのう【平城天皇】
[774〜824]第51代天皇。在位806〜809。桓武天皇の第1皇子。名は安殿(あて)。中央官制の縮小など政治の刷新に努めたが、病のため嵯峨天皇に譲位。のち、薬子(くすこ)の変で復位をはかった...
ほりかわ‐てんのう【堀河天皇】
[1079〜1107]第73代の天皇。在位1087〜1107。白河天皇の第2皇子。名は善仁(たるひと)。即位当初は白河上皇の院政期であったが、長じて政務に精励し、末代の聖王と称された。
むらかみ‐てんのう【村上天皇】
[926〜967]第62代天皇。在位、946〜967。醍醐天皇の皇子。名は成明(なりあきら)。関白藤原忠平の死後は摂関を置かず親政を行い、後世「天暦の治」と称された。
めいしょう‐てんのう【明正天皇】
[1624〜1696]第109代天皇。在位1629〜1643。名は興子。後水尾天皇の第2皇女。母は徳川秀忠の娘和子。紫衣(しえ)事件によって後水尾天皇が譲位、7歳で践祚(せんそ)。
めいじ‐てんのう【明治天皇】
[1852〜1912]第122代天皇。在位1867〜1912。孝明天皇の第2皇子。名は睦仁(むつひと)。幼名、祐宮(さちのみや)。慶応3年(1867)践祚(せんそ)。徳川慶喜の大政奉還により王政...
ももぞの‐てんのう【桃園天皇】
[1741〜1762]第116代天皇。在位1747〜1762。桜町天皇の第1皇子。名は遐仁(とおひと)。在位中、宝暦事件が起こった。
もんとく‐てんのう【文徳天皇】
[827〜858]第55代天皇。在位850〜858。仁明天皇の第1皇子。名は道康。在位中の政治は藤原良房が行った。
もんむ‐てんのう【文武天皇】
[683〜707]第42代天皇。在位697〜707。草壁皇子の王子で、母は元明天皇。名は珂瑠(かる)。大宝律令を制定、施行。
ゆうりゃく‐てんのう【雄略天皇】
記紀で、第21代天皇。允恭天皇の皇子とされる。名は大泊瀬幼武(おおはつせわかたけ)。大和朝廷の勢力を拡大。478年、宋に使いを送った倭王武に比定する説がある。
ようぜい‐てんのう【陽成天皇】
[869〜949]第57代天皇。在位876〜884。清和天皇の第1皇子。名は貞明(さだあきら)。清和天皇の譲位により即位したが、乱行多く、関白藤原基経により廃された。