しゅ‐せいけつ【朱世傑】
中国元代初期の数学者。字(あざな)は漢卿。号は松庭。正負の数の四則や平面図形の求積、算木を用いて行う天元術(代数)などを明らかにし、江戸時代の和算に大きな影響を与えた。著「算学啓蒙」「四元玉鑑」...
シュタイン【Lorenz von Stein】
[1815〜1890]ドイツの法学者・社会学者。国家の社会政策による資本主義の発展を主張。渡欧した伊藤博文に憲法・行政法を講義したことで知られる。
シュタウディンガー【Hermann Staudinger】
[1881〜1965]ドイツの化学者。天然の高分子化合物の構造を解明し、プラスチック時代への道を開いた。1953年、ノーベル化学賞受賞。
シュタムラー【Rudolf Stammler】
[1856〜1938]ドイツの法哲学者。新カント学派の法哲学を樹立。著「経済と法」「法哲学教科書」など。
シュタルク【Johannes Stark】
[1874〜1957]ドイツの物理学者。水素スペクトル線についてのシュタルク効果を発見し、量子理論の発展に貢献。1919年、ノーベル物理学賞受賞。著「原子力学の原理」。
シュティルナー【Max Stirner】
[1806〜1856]ドイツの哲学者。本名、ヨハン=カスパール=シュミット(Johann Kaspar Schmidt)。ヘーゲル左派に属し、一切の外的権威を排斥して自我のみが実在であり、権威を...
シュテルン【Otto Stern】
[1888〜1969]米国の物理学者。ドイツ生まれ。ナチスに反対して1933年渡米、39年に帰化した。量子力学の基礎的実験分野で貢献。43年、ノーベル物理学賞受賞。
シュトラウス【David Friedrich Strauss】
[1808〜1874]ドイツの哲学者・神学者。ヘーゲル哲学の影響を強く受け、神秘的、超自然的なものを排斥する立場から聖書批判を行い、福音書の内容を神話とする「イエスの生涯」を書いた。
シュトラスブルガー【Eduard Strasburger】
[1844〜1912]ドイツの植物学者。ポーランドの生まれ。植物の受精・生殖器官・細胞分裂に関する研究に功績。著「受精及び細胞分裂」。
シュバイツァー【Albert Schweitzer】
[1875〜1965]フランスの神学者・哲学者・医師。ドイツ領だったアルザスの生まれ。1913年に仏領コンゴ(現ガボン共和国)のランバレネに渡り、医療と伝道に献身。バッハ研究家・オルガン奏者とし...