ショインカ【Wole Soyinka】
[1934〜 ]ナイジェリアの劇作家・詩人・小説家。西欧演劇の枠組みにアフリカの伝統を融合させた、実験的な演劇を生み出した。軍事政権を批判して英国に亡命したが、のちに帰国。1986年、ノーベル文...
ジョイス【James Augustine Joyce】
[1882〜1941]アイルランドの小説家。「内的独白」や「意識の流れ」という手法を用い、さらに言語の前衛的実験によって人間の内面を追求し、20世紀文学に多大の影響を与えた。作「ダブリン市民」「...
スパランツァーニ【Lazzaro Spallanzani】
[1729〜1799]イタリアの博物学者。生物学に実験的な方法を導入、微生物の自然発生を実験により否定した。胃液や皮膚呼吸などの研究においても、すぐれた業績を残した。主著「動物および植物の自然学」。
ゾラ【Émile Zola】
[1840〜1902]フランスの小説家。「実験小説論」を著し、自然主義文学の方法を唱道。その実践として「居酒屋」「ナナ」「大地」などの作品を含む「ルーゴン‐マッカール叢書」20巻を発表した。後年...
デビッソン【Clinton Joseph Davisson】
[1881〜1958]米国の物理学者。ガーマーと共同で回折実験を行い、電子の波動性を証明。1937年、ノーベル物理学賞受賞。
デュエム【Pierre Maurice Marie Duhem】
[1861〜1916]フランスの物理学者・科学史家。パリの生まれ。ボルドー大学教授。決定実験の不可能性を唱えるなど、熱力学や熱化学に業績を残す。また、中世科学史を研究、「暗黒の中世」観をただす端...
デュシャン【Marcel Duchamp】
[1887〜1968]フランス生まれの画家。ダダイスムの代表者の一人。1915年渡米。既成の絵画の枠を超えた実験的作品を制作する一方、日用品を芸術作品として提出する、いわゆる「レディーメイド」の...
デューイ【John Dewey】
[1859〜1952]米国の哲学者・教育思想家。プラグマティズムを大成させ、実験主義または道具主義とよばれる立場を確立した。著「学校と社会」「民主主義と教育」「哲学の再建」など。
とのむら‐あきら【外村彰】
[1942〜2012]物理学者。兵庫の生まれ。ホログラフィー電子顕微鏡を開発、アハラノフボーム効果の確認実験に成功した。平成14年(2002)文化功労者。
トムソン【Thomson】
(Joseph John 〜)[1856〜1940]英国の物理学者。キャベンディッシュ研究所長を務め、電子の存在の確認、放射能の研究などにより、現代原子物理学の基礎を築いた。1906年、ノーベ...