ディオクレチアヌス【Gaius Aurelius Valerius Diocletianus】
[245ころ〜313]ローマ皇帝。在位284〜305。ローマ帝国を東西に分け、二人の正帝と二人の副帝により治める四分統治制を始め、マクシミアヌスを西の正帝に、自らは東の正帝となった。キリスト教迫...
ディズレーリ【Benjamin Disraeli】
[1804〜1881]英国の政治家。保守党の領袖で、保護貿易派の指導者。1868年、1874〜1880年に首相。スエズ運河の買収、ロシアの南下政策阻止、インド帝国の樹立などビクトリア朝時代の帝国...
デキウス【Gaius Messius Quintus Trajanus Decius】
[201ころ〜251]ローマ皇帝。在位249〜251。パンノニア出身。帝国の統治強化のためローマの伝統的な神々の祭儀復興を図り、キリスト教徒を迫害。
トラヤヌス【Marcus Ulpius Trajanus】
[53〜117]古代ローマ皇帝。在位98〜117。五賢帝の一人。元老院と協調して内政を安定させるとともに、対外進出をはかってアルメニア・アッシリア・メソポタミアなどを征服、帝国の版図を最大にした。
トリボニアヌス【Tribonianus】
[?〜545ころ]東ローマ帝国の法学者。ユスティニアヌス1世の命を受け、「ローマ法大全(ユスティニアヌス法典)」を編纂(へんさん)。
ハイドゥ【Khaidu】
[1235ころ〜1301]オゴタイ‐ハン国の君主。オゴタイの孫。1260年にフビライがモンゴル帝国のハン位を継承すると、これを不服として反乱を起こし、30年余りにわたって抗争、帝国の分裂を招いた...
ハシェク【Jaroslav Hašek】
[1883〜1923]チェコの小説家。プラハの生まれ。未完の代表作「兵士シュベイクの冒険」では、一兵卒の軍隊生活を描いて、ユーモアのなかにオーストリア帝国の軍国主義を徹底的に批判した。
ハムラビ【Hammurabi】
バビロン第1王朝第6代の王。在位前1728ころ〜前1686ころ。バビロンを首都とする大帝国を建設し、全メソポタミアを統一、バビロニアの黄金時代を築いた。また、ハムラビ法典を制定、発布した。ハンムラビ。
バーブル【Ẓahīr al-Dīn Muḥammad Bābur】
[1483〜1530]インドのムガル帝国初代皇帝。在位1526〜1530。チムール5世の孫。中央アジアの小王国の王であったが、1526年パーニーパットの戦いでロディー朝の大軍を破り首都デリーを占...
ビクトリア【Victoria】
[1819〜1901]英国女王。在位1837〜1901。1877年からインド女帝を兼任。64年に及ぶ治世の間は、資本主義の発達、全世界にまたがる植民地の獲得などを通して、ビクトリア時代とよばれる...