たいら‐の‐きよもり【平清盛】
[1118〜1181]平安末期の武将。忠盛の長子。通称、平相国・入道相国。法号、浄海。保元の乱・平治の乱で躍進し、源氏の勢力を抑えて従一位太政大臣となった。対宋貿易を振興し、六波羅政権を樹立。...
たいら‐の‐しげこ【平滋子】
建春門院(けんしゅんもんいん)の実名。
たいら‐の‐まさもり【平正盛】
平安後期の武将。清盛の祖父。白河上皇に認められ、伊勢守・因幡(いなば)守・讃岐(さぬき)守などを歴任。伊勢平氏興隆の基を築いた。生没年未詳。
ひらぐし‐でんちゅう【平櫛田中】
[1872〜1979]彫刻家。岡山の生まれ。本名、倬太郎(たくたろう)。高村光雲に師事し、日本美術院の再興に参加。写実的な作風で、彩色木彫が多い。文化勲章受章。作「鏡獅子」など。
ひらさわ‐ていじろう【平沢貞二郎】
[1904〜1991]実業家・詩人。昭和26年(1951)、現代詩人会(現、日本現代詩人会)に基金を提供してH氏賞を創設。匿名を望んだため、賞の名称には平沢(Hirasawa)の頭文字が使われた。
ひらた‐とうすけ【平田東助】
[1849〜1925]政治家。山形の生まれ。山県有朋系の有力官僚として、貴族院議員・法制局長官・枢密顧問官・農商務相・内相などを歴任。特に産業組合法の制定、同組合の育成に尽力。
ひらた‐とくぼく【平田禿木】
[1873〜1943]英文学者・随筆家。東京の生まれ。東京高師卒。本名、喜一郎。「文学界」創刊に参加。サッカレーの「虚栄の市」など英米文学の名訳で知られる。著作に「英文学印象記」「禿木随筆」など。
ひらぬま‐きいちろう【平沼騏一郎】
[1867〜1952]政治家。岡山の生まれ。検事総長・大審院長・法相・貴族院議員・枢密顧問官を経て、昭和14年(1939)首相に就任。その間、国家主義団体「国本社」を主宰。第二次大戦後、A級戦犯...
ひらぬま‐りょうぞう【平沼亮三】
[1879〜1959]実業家・政治家。神奈川の生まれ。日本体育協会会長・横浜市長などを歴任。スポーツ振興に尽力、昭和21年(1946)国民体育大会を創始。文化勲章受章。
へい‐おう【平王】
中国、周の第13代の王。在位、前770〜前720。父幽王が犬戎(けんじゅう)に敗れたのち、前770年、乱を避けて都を鎬京(こうけい)から洛邑(らくゆう)(のちの洛陽)に移した。これを境に、以前を...