フェノロサ【Ernest Francisco Fenollosa】
[1853〜1908]米国の哲学者・美術研究家。明治11年(1878)来日。東大で哲学などを教えるかたわら、日本美術を研究。岡倉天心とともに東京美術学校を創設。日本画の復興に努めた。のち、ボスト...
ブーバー【Martin Buber】
[1878〜1965]オーストリア生まれのユダヤ人哲学者。ハシディズムの復興に尽くし、ユダヤ・アラブ両民族の共存に努めた。著「我と汝」など。
ほうしょう‐くろう【宝生九郎】
能楽師。シテ方宝生流家元の芸名。16世知栄(ともはる)[1837〜1917]が有名で、維新後の能楽復興に尽力。明治三名人の一人。
まつおか‐えいきゅう【松岡映丘】
[1881〜1938]日本画家。兵庫の生まれ。本名、輝夫。柳田国男の弟。新興大和絵運動を展開し、大和絵の復興・刷新に努めた。
ミストラル【Frédéric Mistral】
[1830〜1914]フランスの詩人。生地プロバンス地方の言語と文学の復興・刷新に貢献。1904年ノーベル文学賞受賞。叙事詩「ミレイユ」、近代プロバンス語辞典「フェリブリージュ宝典」など。
みつざき‐けんぎょう【光崎検校】
[?〜1853ころ]江戸後期の地歌・箏曲(そうきょく)家。京都の人。箏曲の復興運動の先駆者。三味線とは合奏せず、箏だけで合奏・独奏する形式を発展させた。「五段砧」「秋風の曲」などを作曲。
モネ【Jean Monnet】
[1888〜1979]フランスの実業家・政治家。第一次大戦後、国際連盟事務局次長を務めるなど、国際的に活躍。第二次大戦後には、フランスの復興と経済近代化に貢献した。また、欧州石炭鉄鋼共同体(EC...
もんがく【文覚】
平安末期・鎌倉初期の真言宗の僧。俗名は遠藤盛遠。もと北面の武士で、誤って袈裟御前(けさごぜん)を殺して出家。神護寺再興を強訴したため伊豆に流されたが、そこで源頼朝の挙兵を助け、頼朝開府後に神護寺...
やまもと‐ごんべえ【山本権兵衛】
[1852〜1933]軍人・政治家。海軍大将。鹿児島の生まれ。海相として日露戦争を遂行。首相となり、薩摩閥内閣を組織したが、ジーメンス事件で総辞職。第二次内閣では関東大震災後の東京復興にあたった...
りゅう‐そうげん【柳宗元】
[773〜819]中国、中唐期の文人。河東(山西省)の人。字(あざな)は子厚。唐宋八家の一人。礼部員外郎となったが失脚、柳州に左遷されたまま死亡。韓愈(かんゆ)とともに古文復興を唱え、田園詩に優...