ブルトン【André Breton】
[1896〜1966]フランスの詩人・小説家・批評家。ダダイスム運動に参加。のち、シュールレアリスム運動の指導者となった。著「シュールレアリスム宣言」「ナジャ」など。
ブルム【Léon Blum】
[1872〜1950]フランスの政治家・文芸批評家。第一次大戦後、社会党党首となり、1936年に人民戦線内閣の首相。1938年にも首相。第二次大戦中はビシー政府に逮捕されてドイツに送られた。19...
ブールジェ【Paul Bourget】
[1852〜1935]フランスの小説家・批評家。実証主義・科学万能主義を批判、心理分析を重視した。評論「現代心理論叢」、小説「弟子」など。
プリーストリー【John Boynton Priestley】
[1894〜1984]英国の小説家・劇作家・批評家。小説「友達座」「エンジェル小路」で流行作家となる。戯曲「危険な曲がり角」、評論「イギリス小説論」。
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。
ペギー【Charles Péguy】
[1873〜1914]フランスの詩人・批評家。社会主義活動に専念したのち、雑誌「半月手帳」を主宰。カトリックに回心後、神秘主義的な詩を発表。第一次大戦で戦死。叙事詩「エバ」など。
ペーター【Walter Horatio Pater】
[1839〜1894]英国の批評家・小説家。唯美主義の立場に立つ評論「ルネサンス」などにより、近代印象批評の先駆者とされる。小説「エピキュリアン‐マリウス」など。
ボワロー【Nicolas Boileau】
[1636〜1711]フランスの詩人・批評家。フランスにおける古典主義文学理論の確立者。詩集「風刺詩集」、詩論「詩法」など。ボアロー。
ボーボワール【Simone de Beauvoir】
[1908〜1986]フランスの女流小説家・批評家。実存主義者で、サルトルの伴侶。小説「招かれた女」「他人の血」、評論「第二の性」、自伝「娘時代」など。
ポレボイ【Nikolay Alekseevich Polevoy】
[1796〜1846]ロシアの小説家・ジャーナリスト・歴史家。ロシアにおけるロマン主義および近代文芸批評の発展に寄与した。小説「アバドンナ」、歴史書「ロシア国民史」など。