りゅう‐き【劉徽】
中国、三国時代の魏の数学者。263年、中国最古の数学書「九章算術」の注釈を作り、その中で円周率の算定や立体の体積計算法に極限の考えを示した。生没年未詳。
リーマン【Georg Friedrich Bernhard Riemann】
[1826〜1866]ドイツの数学者。多様体とその曲率を定義して、リーマン幾何学を創始。複素関数論・アーベル関数論などでも多くの業績を残した。
ルジャンドル【Adrien-Marie Legendre】
[1752〜1833]フランスの数学者。整数論・楕円関数などの研究で業績があり、また最小二乗法を創出した。
ロバチェフスキー【Nikolay Ivanovich Lobachevskiy】
[1793〜1856]ロシアの数学者。ユークリッド幾何学の平行線の公理を否定し、非ユークリッド幾何学を創始した。著「幾何学の新原理」「平行線理論に関する幾何学的研究」など。
ワイアシュトラース【Karl Theodor Weierstrass】
[1815〜1897]ドイツの数学者。冪(べき)級数を用いて複素数が変数の場合の関数論を基礎づけ、また微分できない連続関数を発見。ワイエルシュトラス。
ワイル【Hermann Weyl】
[1885〜1955]ドイツの数学者。数学基礎論から理論物理学にわたる幅広い研究を行い、微分幾何学や群論を応用して相対性理論・量子力学の研究に貢献した。