メシエ【Charles Messier】
[1730〜1817]フランスの天文学者。彗星(すいせい)の観測を行い、21個の彗星を発見。彗星と誤認しがちな星雲・星団の目録を作成した。→メシエカタログ
メビウス【August Ferdinand Möbius】
[1790〜1868]ドイツの数学者・天文学者。ガウスに天文学を学び、のちにライプチヒ天文台長を務めた。幾何学では、点の斉次座標を導入し、平面の射影変換などを研究。メビウスの帯を提示した。
めみょう【馬鳴】
《(梵)Aśvaghoṣaの訳》2世紀ごろのインドの仏教詩人。バラモンの論師から仏教に帰依し、カニシカ王の保護を受けた。技巧的なカービヤ(美文体)文学の先駆となり、叙事詩「ブッダチャリタ(仏所行...
メーテルリンク【Maurice Maeterlinck】
[1862〜1949]ベルギーの詩人・劇作家。象徴主義演劇に新生面を開いた。1911年ノーベル文学賞受賞。詩集「温室」、戯曲「ペレアスとメリザンド」「青い鳥」など。
モディアノ【Patrick Modiano】
[1945〜 ]フランスの小説家。1968年「エトワール広場」でデビュー。登場人物がアイデンティティーを求めてさまよう姿を、叙情的な筆致で描き出した作品が多い。1978年ゴンクール賞、2014年...
もとおり‐のりなが【本居宣長】
[1730〜1801]江戸中期の国学者。国学の四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「...
モムゼン【Theodor Mommsen】
[1817〜1903]ドイツの歴史家。ローマ史研究の基礎を確立。政治家としても活躍。1902年ノーベル文学賞受賞。著「ローマ史」「ローマ公法」など。
もり‐えと【森絵都】
[1968〜 ]小説家・児童文学作家。東京の生まれ。本名、雅美。児童文学やアニメーションのシナリオの執筆の後、少年少女の揺れ動く心理をみずみずしく描いた作品で若年層の共感を得る。「風に舞いあがる...
もり‐おうがい【森鴎外】
[1862〜1922]小説家・評論家・翻訳家・軍医。島根の生まれ。本名、林太郎。別号、観潮楼主人など。森茉莉の父。陸軍軍医としてドイツに留学。軍医として昇進する一方、翻訳・評論・創作・文芸誌刊...
もり‐まさゆき【森雅之】
[1911〜1973]俳優。北海道の生まれ。本名、有島行光(ゆきみつ)。有島武郎の長男。築地小劇場・文学座などに参加し、舞台俳優として活躍。映画界に進出し「安城家の舞踏会」で注目されると、その後...