アナクシマンドロス【Anaximandros】
[前610ころ〜前547ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根源は不生不滅で永遠に運動するアペイロン(無限なるもの)であり、このアペイロンから無数の世界が生成すると説いた。
アナクシメネス【Anaximenēs】
[前585ころ〜前528ころ]古代ギリシャの哲学者。万物はその根源としての空気の濃厚化と希薄化とによって生成すると説いた。
いちじょう‐かねら【一条兼良】
[1402〜1481]室町中期の公家・学者。関白太政大臣。准三宮。博学多才で、特に歴史・有職(ゆうそく)故実・文学に通じた。著「江次第抄(ごうしだいしょう)」「公事根源(くじこんげん)」「花鳥余...
おだぎり‐ひでお【小田切秀雄】
[1916〜2000]文芸評論家。東京の生まれ。昭和16年(1941)「万葉の伝統」刊行。戦後、雑誌「近代文学」創刊に参加。著書に「民主主義文学論」「頽廃(たいはい)の根源について」「私の見た昭...
サムソン【Samson】
旧約聖書中の人物。イスラエルの士師で、怪力の持ち主。ペリシテ人と再三戦ってこれを破ったが、愛人デリラの策謀でその大力の根源である長髪を失い、敵に捕らえられて両眼をも失った。しかし、最後の怪力で神...
タレス【Thalēs】
[前624ころ〜前546ころ]古代ギリシャの哲学者。哲学の祖とされる。ギリシャ七賢人の一人。ミレトス学派の創始者で、万物の根源は水と考えた。日食の予言やピラミッドの高さの測定なども行った。タレース。
ハルトマン【Karl Robert Eduard von Hartmann】
[1842〜1906]ドイツの哲学者。シェリングの影響のもとで、ショーペンハウアーの「意志」とヘーゲルの「理性」とを包括する「無意識者」をたて、これを万有の根源とした。著「無意識者の哲学」。
ブランクーシ【Constantin Brancusi】
[1876〜1957]ルーマニアの彫刻家。パリに定住。事物の本質、根源的生命力を追求することで極度に単純な抽象形態に到達。現代彫刻に多大な影響を与えた。作「空間の鳥」など。
ヘラクレイトス【Hērakleitos】
[前540ころ〜前480ころ]古代ギリシャの哲学者。万物は「ある」ものではなく、反対物の対立と調和によって不断に「なる」ものであり、その根源は火であると主張した。その学説は、万物流転説とよばれる。
ベンヤミン【Walter Benjamin】
[1892〜1940]ドイツの思想家・評論家。ユダヤ神秘思想とマルクス主義とを背景とする独得の思想を展開し、神秘的洞察力に満ちた多くのエッセーを書いた。1933年ナチスに追われてフランスに亡命、...