ヒューイッシュ【Antony Hewish】
[1924〜2021]英国の天文学者。電波天文学を研究し、1967年にパルサーを発見。1974年、ライルとともにノーベル物理学賞受賞。
ひらの‐けいいちろう【平野啓一郎】
[1975〜 ]小説家。愛知の生まれ。京大在学中に「日蝕」で芥川賞受賞。他に、「日蝕」と並ぶロマンチック三部作「一月物語」「葬送」など。
ビアズリー【Aubrey Vincent Beardsley】
[1872〜1898]英国の画家。黒白の対比と流麗な描線で幻想と現実とが交錯した挿絵を描き、英国の世紀末耽美(たんび)主義を代表する人物とされる。挿絵「サロメ」など。
ビュフォン【Georges-Louis Leclerc Buffon】
[1707〜1788]フランスの博物学者・啓蒙思想家。1749年より大著「博物誌」を刊行、進化論の先駆者とみなされる。
ビードル【George Wells Beadle】
[1903〜1989]米国の生化学者。微生物の遺伝現象を研究。アカパンカビの変異体の研究から、一つの遺伝子が一つの酵素を支配していることを解明。1958年、E=L=テータムとともにノーベル生理学...
ピエロ‐デラ‐フランチェスカ【Piero della Francesca】
[1416ころ〜1492]イタリアの画家。理知的な空間構成と的確な人物把握、清澄な色彩を特色とし、アレッツォのサンフランチェスコ聖堂の壁画「聖十字架物語」は15世紀ルネサンス絵画の傑作。
ピーサレフ【Dmitriy Ivanovich Pisarev】
[1840〜1868]ロシアの批評家。自然科学的唯物論の立場から芸術抹殺論を説いた。著「美学の破壊」など。
ファラデー【Michael Faraday】
[1791〜1867]英国の物理学者・化学者。塩素の液化、鉄の合金、ベンゼンの発見などに成功。のち、電磁気を研究、1831年に電磁誘導現象を、1833年に電気分解に関する法則を発見するなど、マク...
フィッシャー【Emil Fischer】
[1852〜1919]ドイツの化学者。生体を構成する物質について研究し、尿酸などのプリン体、糖類の合成やたんぱく質からのアミノ酸の分離など、広い分野にわたる業績がある。1902年ノーベル化学賞受賞。
フィッシャー【Irving Fisher】
[1867〜1947]米国の経済学者。貨幣理論・物価指数論などに貢献。著「価値と価格の理論の数学的研究」「貨幣の購買力」など。