メンデル【Gregor Johann Mendel】
[1822〜1884]オーストリアの生物学者・修道院司祭。1856年からエンドウを材料として遺伝の実験を行い、メンデルの法則を発見し、1865年に論文「植物雑種の実験」として発表。死後の1900...
メンデレーエフ【Dmitriy Ivanovich Mendeleev】
[1834〜1907]ロシアの化学者。1869年に元素の周期律を発見。既知の元素の原子量を訂正、未発見の元素の存在と性質を予告。また、ロシア産業の発展のために多方面で尽力。著「化学の原理」。
モース【Edward Sylvester Morse】
[1838〜1925]米国の動物学者。1877年(明治10)来日、大森貝塚を発見し発掘調査。東京大学で動物学を講義、進化論を初めて紹介し、また日本の考古学・人類学の発達に寄与した。著「日本その日...
モーズリー【Henry Gwyn Jeffreys Moseley】
[1887〜1915]英国の物理学者。X線分光学を開拓し、元素に固有な特性X線の波長を測定してモーズリーの法則を発見、原子番号の決定方法を与えた。
やまざき‐なおまさ【山崎直方】
[1870〜1929]地理学者。高知の生まれ。東大に地理学科を創設、また日本地理学会を組織。日本アルプス立山にカールを発見するなど多くの業績があり、日本での氷河の存在についても論争。佐藤伝蔵との...
ヤング【Thomas Young】
[1773〜1829]英国の医師・物理学者・考古学者。目について研究し、光の波動説、光が横波であること、色覚の三色説を提唱。弾性体のヤング率を発見し、小児の投薬量を算出するヤング式を定め、また、...
ユーリー【Harold Clayton Urey】
[1893〜1981]米国の化学者。重水を分離し、水素の同位体の重水素を発見。第二次大戦中は原爆製造に参加し、戦後は平和運動を推進。1934年ノーベル化学賞受賞。
よしだ‐とみぞう【吉田富三】
[1903〜1973]病理学者。福島の生まれ。東北大・東大教授。ネズミに肝臓癌(がん)を発生させる実験に成功。さらに吉田肉腫を発見するなど、癌研究に貢献した。文化勲章受章。
ライプニッツ【Gottfried Wilhelm Leibniz】
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。哲学では、モナド論・予定調和の説を展開。数学では、ニュートンと...
ライマン【Theodore Lyman】
[1874〜1954]米国の物理学者。分光学を研究、1906年に紫外線スペクトルのライマン系列を発見した。