アナクシメネス【Anaximenēs】
[前585ころ〜前528ころ]古代ギリシャの哲学者。万物はその根源としての空気の濃厚化と希薄化とによって生成すると説いた。
ふくう【不空】
[705〜774]中国、唐代の僧。出身は北インドともセイロンあるいは中央アジアとも。師の金剛智と訳経に従事。長安で唐帝に優遇され、大量の密教経典を翻訳。密教付法第六祖。不空金剛。
ふじえだ‐しずお【藤枝静男】
[1907〜1993]小説家。静岡の生まれ。本名、勝見次郎。戦後、眼科医のかたわら文筆生活に入る。志賀直哉に傾倒。現実と幻想を織り交ぜた私小説を書く。「空気頭」で芸術選奨。他に「欣求浄土(ごんぐ...
ふじわら‐の‐みちのり【藤原通憲】
[1106〜1160]平安後期の公卿。出家して法号を円空、のち信西(しんぜい)と称し、僧の身で後白河天皇の腹臣として活躍。平治の乱で捕らえられて処刑された。著に「本朝世紀」「法曹類林」などがある。
フレミング【John Ambrose Fleming】
[1849〜1945]英国の電気工学者。フレミングの法則を発見し、二極真空管を発明するなど、電磁気学・電子工学に貢献。
ブラック【Joseph Black】
[1728〜1799]英国の化学者。フランスの生まれ。普通の空気と異なる気体として二酸化炭素を初めて区別し、化学反応を定量的に明らかにした。また熱現象を研究し、潜熱・比熱を発見。
ブランクーシ【Constantin Brancusi】
[1876〜1957]ルーマニアの彫刻家。パリに定住。事物の本質、根源的生命力を追求することで極度に単純な抽象形態に到達。現代彫刻に多大な影響を与えた。作「空間の鳥」など。
ヘス【Victor Franz Hess】
[1883〜1964]米国の物理学者。オーストリアの生まれ。軽気球を用いて高空での放射線を観測・研究し、宇宙線研究の基礎を築いた。1936年ノーベル物理学賞受賞。
へんじょう‐こんごう【遍照金剛】
密教で、大日如来の名。光明があまねく照らし、金剛のように不滅であるところからいう。
空海のこと。