おおむら‐すみただ【大村純忠】
[1533〜1587]戦国時代の武将。日本初のキリシタン大名。洗礼名バルトロメヨ。南蛮貿易中心の外交政策を行い、大友・有馬氏とともにローマ教皇に少年使節を派遣。→天正遣欧使節
おおもり‐ふさきち【大森房吉】
[1868〜1923]地震学者。福井の生まれ。東大教授。日本における地震学の創始者。初期微動と震源との関係を表す大森公式や地震帯の発見、地震計の考案、震災対策など多くの業績がある。
キム‐デジュン【金大中】
[1924〜2009]韓国の第15代大統領。全羅南道出身。野党政治家として朴正熙大統領と対立し、1973年東京で韓国情報機関に拉致される(金大中事件)。1980年には同氏の逮捕をきっかけに起きた...
キリノ【Elpidio Quirino】
[1890〜1956]フィリピンの政治家。第二次大戦中は抗日運動を指導し、独立後は副大統領、次いで大統領に就任。外交面では反共・親米政策をとった。
クリスチャン【Christian】
(4世)[1577〜1648]デンマーク王・ノルウェー王。在位1588〜1648。内外に積極策を実施したが、対外戦争に敗れ、バルト海への支配権を失った。
クリューガー【Stephanus Johannes Paulus Krüger】
[1825〜1904]南アフリカのボーア人政治家。トランスバール共和国最後の大統領。在任1883〜1899。英国の併合政策に抵抗して南ア戦争を起こしたが敗れ、スイスに亡命。
クーリッジ【John Calvin Coolidge】
[1872〜1933]米国の政治家。第30代大統領。在任1923〜1929。共和党。経済の自由放任・行政簡素化・低税率などの政策を実施。対外的にも経済進出と協調外交を推進、米国に「黄金の20年代...
グルー【Joseph Clark Grew】
[1880〜1965]米国の外交官。1932〜1941年駐日大使。太平洋戦争開戦まで日米の戦争回避に努力。国務省の親日派として戦後の対日政策立案に尽くした。著「滞日十年」など。
ケインズ【John Maynard Keynes】
[1883〜1946]英国の経済学者。有効需要論・乗数理論・流動性選好説を柱とする主著「雇傭・利子および貨幣の一般理論」により、失業と不況の原因を明らかにして完全雇用達成の理論を提示し、のちにケ...
ケッコネン【Urho Kaleva Kekkonen】
[1900〜1986]フィンランドの政治家。第8代大統領。在任1956〜1981。ソ連との友好を推進する一方、中立政策をとって冷戦下の東西間緊張緩和に貢献した。1975年の全欧安保協力会議(CS...