あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...
しみず‐たつお【志水辰夫】
[1936〜 ]小説家。高知の生まれ。本名、川村光暁(みつあき)。公務員やフリーライター、編集者などを経て、40歳を前に作家へ転身。「飢えて狼」でデビュー。「背いて故郷」で日本推理作家協会賞受賞...
シュトルム【Theodor Storm】
[1817〜1888]ドイツの詩人・小説家。弁護士・判事としての職のかたわら、北ドイツの陰鬱な自然を背景に、叙情詩から出発して後期には叙事的・写実的な小説を書いた。小説「みずうみ」「白馬の騎士」など。
しょうくう【性空】
[910〜1007]平安中期の天台宗の僧。京都の人。36歳で出家し、霧島山や筑前の背振山で修行。播磨(はりま)の書写山に円教寺を開いた。書写上人。
スタイナー【George Steiner】
[1929〜2020]米国の文芸批評家・小説家。パリ生まれのユダヤ人で、ナチスの迫害を避けて米国に亡命。幅広い教養を背景に、広範な批評活動を展開した。著「言語と沈黙」「青ひげの城にて」「バベルの...
セガンティーニ【Giovanni Segantini】
[1858〜1899]イタリア生まれの画家。スイスに定住。アルプスを背景に自然と人間との調和を追求、独自の点描法のもとに象徴主義的な画風を示した。
そが‐の‐いるか【蘇我入鹿】
[?〜645]飛鳥時代の豪族。蝦夷(えみし)の子。皇極天皇に仕えて権勢を振るい、山背大兄王(やましろのおおえのおう)の一家を滅ぼして全盛を誇ったが、大化の改新で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)...
だいどう‐たまき【大道珠貴】
[1966〜 ]小説家。福岡の生まれ。アルバイト生活を経て、ラジオドラマの脚本を執筆するかたわら小説を書き始める。「しょっぱいドライブ」で芥川賞受賞。他に「裸」「背く子」など。
ダゲール【Louis Jacques Mandé Daguerre】
[1787〜1851]フランスの画家・写真家。オペラの背景画家であったが、銀板写真術(ダゲレオタイプ)を完成、近代写真術の祖といわれる。→銀板写真
ふるかわ‐まこと【古川真人】
[1988〜 ]小説家。福岡の生まれ。平成28年(2016)「縫わんばならん」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」で第162回芥川賞を受賞した。