おおぎまち‐てんのう【正親町天皇】
[1517〜1593]第106代天皇。在位1557〜1586。後奈良天皇の第2皇子。名は方仁(みちひと)。弘治3年(1557)践祚(せんそ)。毛利元就(もうりもとなり)父子の献上金で、永禄3年(...
おおつき‐げんたく【大槻玄沢】
[1757〜1827]江戸後期の蘭学者。陸奥(むつ)の人。名は茂質(しげかた)、字(あざな)は子煥(しかん)。杉田玄白・前野良沢にオランダ医学とオランダ語を学び、長崎に遊学。著「蘭学階梯」「重訂...
おおとう‐の‐みや【大塔宮】
護良(もりなが)親王の宮号。だいとうのみや。
おおとも‐の‐さかのうえのいらつめ【大伴坂上郎女】
奈良時代の女流歌人。大伴旅人の異母妹。万葉集に長歌6首、短歌78首がのっており、女流歌人中いちばん歌数が多い。生没年未詳。
おおとも‐の‐たびと【大伴旅人】
[665〜731]奈良時代の歌人。家持の父。征隼人持節使(せいはやとじせつし)・大宰帥(だざいのそち)をへて大納言。文武にすぐれ、漢詩・和歌は懐風藻・万葉集に収載。
おおとも‐の‐やかもち【大伴家持】
[718ころ〜785]奈良時代の歌人。三十六歌仙の一人。旅人の子。中納言。越中守・兵部大輔(ひょうぶのたいふ)など地方・中央の諸官を歴任。万葉集編纂者(へんさんしゃ)の一人といわれる。万葉末期の...
おおにし‐りょうけい【大西良慶】
[1875〜1983]宗教家。奈良の生まれ。興福寺住職を経て法相宗管長、のち、清水寺貫主を兼務。日本宗教者平和会議の会長を務めるなど、平和運動にも貢献。著「菜根譚百則」など。
おおの‐の‐あずまひと【大野東人】
[?〜742]奈良時代の武将。蝦夷(えぞ)征討に参加、のち鎮守府将軍。天平12年(740)藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)の乱を鎮定。
おお‐の‐やすまろ【太安万侶/太安麻呂】
[?〜723]奈良前期の文人。民部卿。稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦習した旧辞を筆録して、3巻からなる古事記を完成させた。
そら【曽良】
⇒河合曽良(かわいそら)