ふじわら‐の‐よりなが【藤原頼長】
[1120〜1156]平安後期の公卿。忠実の二男。通称、字治左大臣・悪左府。博識多才で父に愛され、兄の関白忠通と対立。崇徳上皇と結んで保元の乱を起こして敗死。日記「台記」がある。
フランシス【Dick Francis】
[1920〜2010]英国の騎手・小説家。1946年から障害レース騎手となり、1953年から翌年にかけてのシーズンには全英チャンピオンとなる。引退後は新聞記者を務めるかたわら、騎手時代の経験を生...
ブニュエル【Luis Buñuel】
[1900〜1983]スペイン生まれの映画監督。シュールレアリスムの影響を受け、パリで前衛映画「アンダルシアの犬」を制作。以後、特異な作品を発表。作「小間使の日記」「昼顔」など。
ブラウン【Gordon Brown】
[1951〜 ]英国の政治家。労働党。大学講師・テレビ記者を経て、1983年に下院議員に当選。1997年から10年間ブレア政権の蔵相を務め、不況から安定成長へと経済を回復させた。2007年にブレ...
ブランデス【Georg Morris Cohen Brandes】
[1842〜1927]デンマークの文芸批評家。比較文学の手法を用いて、国際的な視野に立つ文芸批評を展開した。著「一九世紀文学主潮」「ロシア印象記」など。
ブランデン【Edmund Charles Blunden】
[1896〜1974]英国の詩人・批評家。田園詩にすぐれ、東大で英文学を講じた。詩集「羊飼い」、従軍記「戦争余韻」など。
プルタルコス【Plūtarchos】
[46ころ〜120ころ]古代ギリシャの哲学者・著述家。伝記・哲学・自然科学など広い分野にわたる著作活動を行った。著「英雄伝(対比列伝)」「倫理論集」など。プルターク。
プルースト【Marcel Proust】
[1871〜1922]フランスの小説家。独自の手法で、人間存在と外界との相関、意識や記憶の本質を追求した長編小説「失われた時を求めて」は、20世紀文学に大きな影響を与えた。
ヘシオドス【Hēsiodos】
古代ギリシャの詩人。前8世紀末ごろ活躍。ホメロスと並び称される叙事詩人で、農民の日常生活をうたった「仕事と日々」、神々の系譜をうたった「神統記」が代表作。ヘーシオドス。生没年未詳。
ペリー【Matthew Calbraith Perry】
[1794〜1858]米国の海軍軍人。東インド艦隊司令長官として、嘉永6年(1853)軍艦4隻を率いて浦賀に来航。日本に開国をせまり、翌年再び来航、日米和親条約を締結した。著「日本遠征記」。ペルリ。