グラズノフ【Aleksandr Konstantinovich Glazunov】
[1865〜1936]ロシアの作曲家。国民主義的性格を基調にロシア音楽のアカデミズム発展に貢献。作品に交響詩「ステンカ‐ラージン」、バレエ曲「四季」「ライモンダ」など。
こう‐ていけん【黄庭堅】
[1045〜1105]中国、北宋の詩人・書家。分寧(江西省)の人。字(あざな)は魯直(ろちょく)。号、山谷道人。師の蘇軾(そしょく)とともに蘇黄と並称される。江西詩派の祖。書は行書・草書にすぐれた。
こが‐はるえ【古賀春江】
[1895〜1933]洋画家。福岡の生まれ。本名は亀雄(よしお)で、後に僧籍に入り良昌と改名。キュビスムから出発、クレーふうの詩的幻想画を経て、晩年はシュールレアリスムの傾向を強めた。
コールリッジ【Samuel Taylor Coleridge】
[1772〜1834]英国の詩人・批評家。ワーズワースとともに「叙情民謡集」を著し英国ロマン主義の先駆となった。夢幻的な作風で知られる。詩「老水夫の歌」、評論「文学的自伝」など。
ゴーチエ【Théophile Gautier】
[1811〜1872]フランスの詩人・小説家。ロマン派の文人として活躍、のち「芸術のための芸術」を唱え、高踏派の先駆者となった。詩集「七宝螺鈿集(しっぽうらでんしゅう)」、小説「モーパン嬢」など...
ゴールドスミス【Oliver Goldsmith】
[1728〜1774]英国の詩人・小説家・劇作家。アイルランドの生まれ。小説「ウェークフィールドの牧師」のほか、詩「寒村行」、戯曲「お人よし」などがある。
シャミッソー【Adelbert von Chamisso】
[1781〜1838]ドイツの詩人・植物学者。フランス亡命貴族の子。ロマン派の一人。小説「ペーター=シュレミールの不思議な話」、詩「女の愛と生涯」など。
シャール【René Char】
[1907〜1988]フランスの詩人。初期はシュールレアリスムの活動に参加し、ブルトン、エリュアールとの共著「仕事を遅らせる」を発表。のち、第二次大戦中はレジスタンス運動に参加した。戦後は故郷の...
ソロン【Solōn】
[前640ころ〜前560ころ]アテネの政治家・詩人。ギリシャ七賢人の一人。諸改革を行い、ギリシャの民主政の基礎を作った。
たいが【大雅】
「詩経」の分類の一。31編。六義(りくぎ)の一つである雅を、小雅とともに構成する。周王朝の儀式・宴席などでうたった詩で、周の歴史を主題とした叙事的内容のものもある。 ⇒池大雅(いけのたいが)