ウィーラント【Heinrich Otto Wieland】
[1877〜1957]ドイツの有機化学者。胆汁酸の構造を研究。また、生体内の化学反応における脱水素反応説を提唱し、酸化説をとる、ワールブルクとの論争が有名。1927年、ノーベル化学賞受賞。
テオレル【Axel Hugo Teodor Theorell】
[1903〜1982]スウェーデンの生化学者。ミオグロビンの結晶化に成功。酸化酵素を研究し、黄色酵素の成分を解明した。1955年、ノーベル生理学医学賞受賞。
ハイマンス【Corneille Jean Heymans】
[1892〜1968]ベルギーの生理・薬理学者。頸動脈洞と大動脈が酸素や炭酸ガス分圧に反応して呼吸を調節していることを発見。1938年ノーベル生理学医学賞受賞。
パスツール【Louis Pasteur】
[1822〜1895]フランスの化学者・細菌学者。酒石酸塩の結晶の旋光性や、乳酸およびアルコール発酵を証明。生物の自然発生説を否定した。ぶどう酒の低温殺菌法、蚕の微粒子病の予防法も考案。さらに感...
フィッシャー【Emil Fischer】
[1852〜1919]ドイツの化学者。生体を構成する物質について研究し、尿酸などのプリン体、糖類の合成やたんぱく質からのアミノ酸の分離など、広い分野にわたる業績がある。1902年ノーベル化学賞受賞。
ブラック【Joseph Black】
[1728〜1799]英国の化学者。フランスの生まれ。普通の空気と異なる気体として二酸化炭素を初めて区別し、化学反応を定量的に明らかにした。また熱現象を研究し、潜熱・比熱を発見。