すずき‐あきら【鈴木朖】
[1764〜1837]江戸後期の国学者。尾張の人。号、離屋(はなれや)。本居宣長(もとおりのりなが)の門下。品詞・活用・語源などの研究に努めた。著「言語(げんぎょ)四種論」「活語断続譜」「雅語音...
すずき‐きさぶろう【鈴木喜三郎】
[1867〜1940]政治家。神奈川の生まれ。判事・検事・検事総長を経て、法相・内相を歴任。特別高等警察の拡充、治安維持法の強化、共産党弾圧など、治安体制強化を推進。五・一五事件後、政友会総裁と...
すずき‐こうじ【鈴木光司】
[1957〜 ]小説家。静岡の生まれ。本名、晃司(こうじ)。「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し作家デビュー。続く「リング」は映画化され大ヒットとなり、ホラーブームを起こす。他に「...
すずき‐しゅんいち【鈴木俊一】
[1910〜2010]政治家。東京の生まれ。昭和8年(1933)内務省に入省。昭和34年(1959)東京都副知事に就任、東京オリンピックを担当。昭和54年(1979)より4期にわたり都知事を務めた。
すずき‐しゅんざん【鈴木春山】
[1801〜1846]江戸末期の医師・兵学者。三河の人。名は強。長崎で西洋医学を学び、また西洋兵学を研究し、国防の急務を説いた。著「三兵活法」「海上攻守略説」「西洋兵制」など。
すずき‐ぜんこう【鈴木善幸】
[1911〜2004]政治家。岩手の生まれ。昭和22年(1947)日本社会党から衆議院議員に初当選。その後、保守に転向し自民党で郵政大臣・厚生大臣・官房長官などを歴任。同55年、大平首相急死後首...
すずき‐だいせつ【鈴木大拙】
[1870〜1966]仏教哲学者。石川の生まれ。今北洪川(いまきたこうせん)・釈宗演について禅を修行。仏教、特に禅の思想の研究・普及に努力。仏教関係の英文著作も多く、海外での名声が高い。文化勲章...
すずき‐はるのぶ【鈴木春信】
[1725?〜1770]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積、通称、次郎兵衛。号、思古人。錦絵(にしきえ)の成立に中心的な役割を果たした。美人画を得意とし、遊里風俗や市井(しせい)の日常生活...
すずき‐ぶんじ【鈴木文治】
[1885〜1946]労働運動家。宮城の生まれ。大正元年(1912)友愛会(のち日本労働総同盟)を設立、会長を務めた。社会民衆党創立に参画、同党および社会大衆党代議士。
すずき‐みえきち【鈴木三重吉】
[1882〜1936]小説家・童話作家。広島の生まれ。夏目漱石の門下。短編「千鳥」で認められ、大正7年(1918)児童雑誌「赤い鳥」を創刊、児童文学の発展に尽力。小説「小鳥の巣」「桑の実」など。