せがわ‐じょこう【瀬川如皐】
[1806〜1881]江戸末期の歌舞伎作者。3世。江戸の人。5世鶴屋南北の門下で、中村座の立作者となった。作「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」「東山桜荘子(ひがしやまさくらそうし)...
せき‐かんさい【関寛斎】
[1830〜1913]幕末・明治期の蘭方医。上総(かずさ)の人。佐倉順天堂の蘭方医佐藤泰然に入門、長崎でポンペに学ぶ。のち、徳島藩医となり、戊辰戦争では官軍の奥羽出張病院頭取を勤め、晩年は北海道...
せっちゅうあん【雪中庵】
俳人、服部嵐雪(はっとりらんせつ)の別号。→雪門(せつもん)
ぜんな【善阿】
鎌倉後期の連歌師。地下(じげ)連歌界の指導者として活躍。連歌式目の制定に寄与した。門下に救済(ぐさい)らがいる。生没年未詳。
ぜん‐はくぎゅう【冉伯牛】
中国、春秋時代の人。孔門の十哲の一人。名は耕。顔回・冉雍(せんよう)とともに徳行に優れていたといわれる。生没年未詳。
ぜん‐よう【冉雍】
中国、春秋時代の学者。孔門十哲の一人。字(あざな)は仲弓(ちゅうきゅう)。徳行にすぐれていたという。生没年未詳。
ゼーデルブローム【Nathan Söderblom】
[1866〜1931]スウェーデンのプロテスタント神学者。分裂していた教会を統合させ、ストックホルム教会会議を成立させた。1930年ノーベル平和賞受賞。著「宗教史入門」など。
そう‐じょう【僧肇】
[374〜414]中国東晋の僧。長安の人。鳩摩羅什(くまらじゅう)の門下で、仏典漢訳を助け、理解第一と称された。著「宝蔵論」「肇論」など。
そう‐せっきん【曹雪芹】
[1715ころ〜1764ころ]中国、清の小説家。名は霑(てん)、字(あざな)は芹圃(きんぽ)。号は雪芹・芹渓(きんけい)など。満州貴族の出で、南京の名門に生まれたが、少年時代に家が没落。晩年、貧...
そうりんし【巣林子】
近松門左衛門の号。