キム‐ソウン【金素雲】
[1907〜1981]朝鮮の詩人・随筆家。釜山(プサン)生まれ。筆名、鉄甚平(てつじんぺい)。1920年に渡日し、「朝鮮民謡選」「朝鮮童謡選」等を刊行。戦後、帰国して「現代韓国文学選集」を編纂(...
きん‐そうん【金素雲】
⇒キム=ソウン
くりもと‐じょうん【栗本鋤雲】
[1822〜1897]旧幕臣・新聞記者。江戸の人。名は鯤(こん)。別号、匏庵(ほうあん)。外国奉行として幕末外交に活躍。のち、郵便報知新聞の編集主任。著「匏庵遺稿」。
こううん【耕雲】
⇒花山院長親(かざんいんながちか)
さつま‐じょううん【薩摩浄雲】
[1595〜1672]江戸前期の古浄瑠璃の太夫。初世。山城または和泉の人。通称、虎屋次郎右衛門。別名、薩摩太夫など。剃髪して浄雲と号した。沢住検校(さわずみけんぎょう)に師事。江戸に下り操り芝居...
たざき‐そううん【田崎草雲】
[1815〜1898]日本画家。帝室技芸員。名は芸(うん)。幕末には足利藩士として尊王運動に奔走したが、明治維新後は画業に専心。文人画の指導的な役割を果たした。作品に「蓬莱仙宮図」など。
やまざき‐ちょううん【山崎朝雲】
[1867〜1954]彫刻家。福岡の生まれ。高村光雲に師事し、同門の平櫛田中らとともに日本彫刻会を結成。木彫による写実的表現に新生面を開いた。