メアリー‐スチュアート【Mary Stuart】
[1542〜1587]スコットランドの女王。在位1542〜1567。ジェームズ5世の子。父王の死により生後1週間で即位。フランス皇太子のフランソワ2世と婚約してフランスで成長。夫の死後帰国し、以...
メナンドロス【Menandros】
[前342ころ〜前291ころ]古代ギリシャの喜劇作家。アテネの市民生活を題材に、性格描写の巧みな風俗喜劇を100編ほど書いたが、現存するのは「気むずかし屋」など4編で、他は断片だけが伝わる。
モレアス【Jean Moréas】
[1856〜1910]フランスの詩人。ギリシャ生まれ。象徴主義の理論的指導者。のち、古典主義へ移行。詩集「スタンス」「情熱の巡礼」。
ユリアヌス【Flavius Claudius Julianus】
[332〜363]古代ローマ皇帝。在位361〜363。コンスタンティヌス1世の甥(おい)。皇帝就任後、キリスト教を捨ててギリシャ・ローマ神への信仰を告白し、背教者とよばれた。ペルシア遠征で戦傷死。
ユークリッド【Euclid】
[前330ころ〜前260ころ]ギリシャの数学者。プラトンに学び、アレクサンドリアで教育に従事。「ストイケイア」を著し、幾何学の祖とされる。現存する著はほかに「光学」「音程論」などがある。ギリシ...
ヨセフス【Josephus Flavius】
[37ころ〜100ころ]ユダヤ人の歴史家。エルサレムに生まれる。ローマの捕囚となるが許され、のちローマ帝の側近として仕える。ローマに住み、ユダヤ史をギリシャ語で著述、「ユダヤ戦記」「ユダヤ古代誌...
リュクルゴス【Lykūrgos】
古代ギリシャ、スパルタの立法者とされる人物。国制や生活規定を定め、スパルタ発展の基礎をつくったといわれ、伝説上の人物とする説もある。リクルゴス。
リュシッポス【Lysippos】
古代ギリシャの彫刻家。前4世紀に活躍。アレクサンドロス大王の宮廷彫刻家で、肖像・神像・競技勝利者像を制作。生没年未詳。
ルキアノス【Lūkianos】
[120ころ〜180ころ]ギリシャの作家。シリア生まれ。対話形式により、当時の世相・哲学・宗教など、あらゆるものを批判・風刺した。作「神々の対話」「死者の対話」「本当の話」など。
レウキッポス【Leukippos】
古代ギリシャの哲学者。前5世紀ごろの人。原子論の創始者。その原子論はデモクリトスに引き継がれた。生没年未詳。