クラッスス【Marcus Licinius Crassus】
[前112ころ〜前53]古代ローマの政治家。巨富をなしたことで知られる。ポンペイウス・カエサルとともに、第一次三頭政治を行った。パルティア遠征中に戦死。
くらつくり‐の‐とり【鞍作止利/鞍作鳥】
飛鳥時代の仏師。司馬達等(しばたつと)の孫といわれる。飛鳥寺の丈六仏(飛鳥大仏)や法隆寺金堂の釈迦(しゃか)三尊像の作者。日本最初の本格的な仏師で、中国の北魏(ほくぎ)様式の流れをくみながら、い...
クラナッハ【Lucas Cranach】
[1472〜1553]《「クラナハ」「クラーナハ」とも》ドイツの画家。多くの肖像画・宗教画を制作。女性裸体画にも独特の境地を開いた。ルターの宗教改革運動を熱烈に支持した。
クラナハ【Lucas Cranach】
⇒クラナッハ
くらはし‐そうぞう【倉橋惣三】
[1882〜1955]教育者・教育学者。静岡の生まれ。東京女高師教授、付属幼稚園主事。児童心理学を研究し、自由遊びを重視した幼児教育をすすめた。雑誌「幼児の教育」などを編集。戦後、日本保育学会を...
くらはし‐ゆみこ【倉橋由美子】
[1935〜2005]小説家。高知の生まれ。本名、熊谷由美子。明治大学在学中に「パルタイ」で注目される。「アマノン国往還記」で泉鏡花文学賞受賞。他に「聖少女」「スミヤキストQの冒険」など。
くらはら‐これよし【蔵原惟繕】
[1927〜2002]映画監督。旧サラワク王国(現マレーシア)の生まれ。石原裕次郎主演「俺は待ってるぜ」で監督デビュー。昭和基地に残された2頭の犬の実話に基づいて映画化した「南極物語」は空前の大...
クラビホ【Ruy González de Clavijo】
[?〜1412]スペインの外交官・旅行家。スペインの大使としてチムールに派遣され、旅行記「チムール帝国紀行」を残した。ゴンサレス=デ=クラビホ。
クラプロート【Heinrich Julius Klaproth】
[1783〜1835]ドイツの東洋学者。シベリア・蒙古など各地を調査し、日本語・モンゴル語など東洋諸語の研究や書籍の収集を行った。著「アジア博言集」など。
クラプロート【Martin Heinrich Klaproth】
[1743〜1817]ドイツの化学者。分析方法の改良に貢献。ウラン・ジルコニウム・セリウムを発見した。著「鉱石化学分析法」など。