こざい‐よしひで【古在由秀】
[1928〜2018]天文学者。東京の生まれ。人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」を編み出し、衛星による測地学を確立した。国立天文台台長、国際天文学連合会長などを歴任。平成21年(2009)文...
こざき‐ひろみち【小崎弘道】
[1856〜1938]宗教家・牧師。熊本の生まれ。各地に伝道後上京、霊南坂教会を開設。基督(キリスト)教青年会(YMCA)を創立し、機関誌「六合雑誌(りくごうざっし)」を主宰。新島襄(にいじまじ...
こ‐ざつま【小薩摩】
江戸浄瑠璃の太夫、2世薩摩次郎右衛門のこと。その父、薩摩浄雲を大薩摩とよんだのに対していう。 「小薩摩節」の略。
こしがや‐ござん【越谷吾山】
[1717〜1788]江戸中期の俳人。武蔵の人。はじめ会田氏。曲亭馬琴(きょくていばきん)の俳諧の師。方言辞書「物類称呼」の著者として知られる。
こしきぶ‐の‐ないし【小式部内侍】
[?〜1025]平安中期の女流歌人。父は橘道貞、母は和泉式部。母とともに上東門院彰子に仕えた。26、7歳で死去。歌は後拾遺集・金葉集などに載る。
コシチューシコ【Tadeusz Andrzej Bonawentura Kościuszko】
[1746〜1817]ポーランドの軍人。アメリカ独立戦争に参加。帰国後、分割された祖国を嘆き、1794年、ロシアに対する武装蜂起を指導したが、敗れて捕らえられた。釈放後亡命し、スイスで死去。コシ...
こしば‐まさとし【小柴昌俊】
[1926〜2020]物理学者。愛知の生まれ。素粒子観測装置カミオカンデを考案し、世界で初めてニュートリノの観測に成功した。平成9年(1997)文化勲章受章。平成14年(2002)、ノーベル物理...
コシューシコ【Kościuszko】
⇒コシチューシコ
こじじゅう【小侍従】
平安末期の女流歌人。石清水(いわしみず)八幡宮別当紀光清の娘。二条天皇、のち高倉天皇に仕えた。平家物語の月見の章に、藤原実定との和歌の贈答により「待宵(まつよい)の小侍従」とよばれた挿話がある。...
こじま‐いけん【児島惟謙】
[1837〜1908]明治時代の裁判官。愛媛の生まれ。大審院長。大津事件に際し、政府の介入に抗して司法権の独立を守った。のち、貴族院議員・衆議院議員。