せい‐せんかい【盛宣懐】
[1844〜1916]中国、清末の官僚資本家。武進(江蘇省)の人。字(あざな)は杏蓀(きょうそん)。李鴻章(りこうしょう)の下で、鉄道敷設事業などに尽力。のち、鉄道を担保に外国から借款を得るため...
ゼノン【Zēnōn】
[前335ころ〜前263ころ]古代ギリシャの哲学者。ストア学派の祖。道徳を唯一の善とし、それに基づく自足を理想とする実践哲学を主張。キプロスのゼノン。
てっかい【鉄拐】
中国、隋代の仙人。八仙の一人。姓は李。名は洪水。鉄のつえを空に投げて竜に変え、それに乗って去ったという。
デモクリトス【Dēmokritos】
[前460ころ〜前370ころ]古代ギリシャの哲学者。師レウキッポスの原子論を体系化して発展させ、原子論的唯物論を確立。自然においては、それ以上不可分な無数の原子の結合と分離によって万物は生成・変...
なかむら‐まさのり【中村正䡄】
[1928〜2020]小説家。満州の生まれ。航空会社勤務により長い海外生活を経験し、それを生かした国際小説を執筆した。「元首の謀叛(ぼうはん)」で直木賞受賞。その後は勤務に専念したが、定年退職後...
なす‐まさもと【那須正幹】
[1942〜2021]児童文学作家。広島の生まれ。昭和47年(1972)「首なし地ぞうの宝」でデビュー。昭和53年(1978)刊の「それいけズッコケ三人組」に始まる「ズッコケ三人組」シリーズは、...
なつめ‐そうせき【夏目漱石】
[1867〜1916]小説家・英文学者。江戸の生まれ。本名、金之助。英国留学後、教職を辞して朝日新聞の専属作家となった。自然主義に対立し、心理的手法で近代人の孤独やエゴイズムを追求、晩年は「則...
にしだ‐きたろう【西田幾多郎】
[1870〜1945]哲学者。石川の生まれ。京大教授。東洋思想の絶対無を根底に置き、それを理論化して西洋哲学と融合する西田哲学を樹立した。文化勲章受章。著「善の研究」「芸術と道徳」「哲学の根本問...
ばしょう【芭蕉】
⇒松尾芭蕉(まつおばしょう) 山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その鑑賞と批評」「奥の細道まで」「終焉まで」の全3部を刊行。著者は本作の功績な...
バック【Frédéric Back】
[1924〜2013]カナダのアニメーション作家。フランスの生まれ。色鉛筆の柔らかなタッチで原画を描く手法で知られる。1982年に「クラック!」、1988年に「木を植えた男」で、それぞれアカデミ...