ド‐マン【Paul de Man】
[1919〜1983]米国の文学者・批評家。ベルギー出身。イェール学派の代表者の一人で、脱構築批評を展開した。著「読むことのアレゴリー」など。
なかそね‐やすひろ【中曽根康弘】
[1918〜2019]政治家。群馬の生まれ。海軍主計少佐として終戦を迎え、昭和22年(1947)民主党から衆議院議員初当選。長く憲法改正を主張しつつ、保守合同後は自民党で科学技術庁長官・防衛庁長...
なかはら‐ゆうすけ【中原佑介】
[1931〜2011]美術評論家。兵庫の生まれ。本名、江戸頌昌(えどのぶよし)。理論物理学から美術評論に転じ、戦後の美術評論をリードした。京都精華大学長、水戸芸術館総監督などを歴任。著作に「人間...
ナギブ【Muḥammad Nagīb】
[1901〜1984]エジプトの軍人・政治家。スーダンの生まれ。1952年ナセルとともに革命に成功し、国王ファルーク1世を追放して首相になる。53年エジプト共和国初代大統領となったが、翌年失脚。
ナセル【Jamāl Abd al-Nāṣir】
[1918〜1970]エジプトの軍人・政治家。ナギブとともに1952年の革命を指導し、王制を打破。1956年に大統領に就任。ネルーらと非同盟主義外交を推進するとともに、スエズ運河の国有化、シリア...
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695〜1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
ニコライ【Nikolay】
[1836〜1912]ロシア正教会の宣教師。日本ハリストス正教会の創始者。1861年、函館のロシア領事館付き司祭として来日し、布教。1906年大主教となる。→ニコライ堂 (1世)[1796〜...
ネクラーソフ【Nikolay Alekseevich Nekrasov】
[1821〜1878]ロシアの詩人・ジャーナリスト。農奴解放を呼びかける一方、進歩的雑誌「同時代人」「祖国雑記」を編集。長編叙事詩「ロシアはだれに住みよいか」「デカブリストの妻」など。
ネグリ【Ada Negri】
[1870〜1945]イタリアの女流詩人・小説家。貧苦との戦いと労働の尊さを追求。詩集「宿命」「あらし」、小説「暁の星」など。
ネストリウス【Nestorius】
[381〜451ころ]コンスタンチノープルの大主教。シリア生まれ。キリストの神性と人性の一致およびマリアに対する「神の母」の呼び名を否定し、431年、エフェソス公会議で異端の宣告を受けて追放された。