ルカーチ【Lukács György】
[1885〜1971]ハンガリーの哲学者・文学史家。ドイツで哲学・美学を学んだのち帰国。1918〜1919年のハンガリー革命に参加し、革命失敗後、亡命。第二次大戦後再帰国。マルクス主義の立場から...
ルクセンブルク【Rosa Luxemburg】
[1870〜1919]ドイツの女性社会主義者・経済学者。ポーランド生まれ。ドイツ社会民主党左派、ポーランドの革命運動の指導者。第一次大戦中、スパルタクス団を組織。ドイツ革命勃発後ドイツ共産党を結...
ル‐コルビュジェ【Le Corbusier】
[1887〜1965]スイス生まれのフランスの建築家。本名、シャルル=エドワール=ジャヌレ=グリ(Charles-Édouard Jeanneret-Gris)。機能的合理主義に基づく近代建築理...
ルター【Martin Luther】
[1483〜1546]ドイツの宗教改革者。1517年、教皇庁による免罪符発行を批判する「九五か条の意見書」によって教皇から破門されたが、これが宗教改革運動の発端となった。ザクセン選帝侯の保護下に...
ルナン【Joseph Ernest Renan】
[1823〜1892]フランスの思想家・宗教家。実証主義に立って聖書を文献学的に研究し、キリスト教の歴史科学的研究を行った。著「キリスト教起源史」など。
ルムンバ【Patrice Emery Lumunba】
[1925〜1961]コンゴ民主共和国の政治家。民族主義運動の指導者となり、1960年ベルギーからの独立後初代首相となったが、その後の動乱のなかで殺害された。
ルンゲ【Philipp Otto Runge】
[1777〜1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。
ルーミー【Rūmī】
[1207〜1273]イランの神秘主義詩人。セマー(旋舞)で知られるトルコのメウレウィー教団の創始者。名作「精神的マスナビー」は神秘主義の聖典とも評される。
レイモント【Władysław Stanisław Reymont】
[1867〜1925]ポーランドの小説家。ある農村の自然・歴史と農民の暮らしを描いた大作「農民」のほか、新興工業都市の状況を印象主義的手法で描いた「約束の土地」など。1924年ノーベル文学賞受賞。
レニエ【Henri de Régnier】
[1864〜1936]フランスの詩人・小説家。高踏派から象徴派に進み、典雅な詩風を確立。のち、新古典主義へ移行した。詩集「夢の如く」「水の都」、小説「生きている過去」など。