おんだ‐りく【恩田陸】
[1964〜 ]小説家。青森の生まれ。本名、熊谷奈苗。平成4年(1992)日本ファンタジーノベル大賞の候補作となった「六番目の小夜子」で作家デビュー。推理小説やファンタジーをはじめ幅広い作品を手...
かねこ‐とうた【金子兜太】
[1919〜2018]俳人。埼玉の生まれ。加藤楸邨に師事、「寒雷」同人。のち「風」に参加し、社会性俳句・前衛俳句の旗手となる。昭和37年(1962)「海程」を創刊・主宰。句集「少年」「東国抄」など。
さかもと‐よしかず【坂本義和】
[1927〜2014]政治学者。米国ロサンゼルスの生まれ。東大教授。昭和34年(1959)雑誌「世界」掲載の論文「中立日本の防衛構想」で注目される。一貫して平和主義の立場をとり、国際社会の非軍事...
さわき‐きんいち【沢木欣一】
[1919〜2001]俳人。富山の生まれ。加藤楸邨・中村草田男に師事。昭和21年(1946)「風」を創刊、社会性俳句を推進した。
すぎた‐ひさじょ【杉田久女】
[1890〜1946]俳人。鹿児島の生まれ。旧姓赤堀、本名久子。華やかさのある情熱的な句風で知られる。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」同人となるが後に除名。
たに‐ももこ【谷桃子】
[1921〜2015]バレリーナ。兵庫の生まれ。本姓、上田。小牧正英に師事の後、谷桃子バレエ団を設立。戦後の古典バレエ界を代表する踊り手として活躍した。紫綬褒章受章。
なか‐かずや【中一弥】
[1911〜2015]挿絵画家。大阪の生まれ。本名、福寿(ふくじゅ)。作家逢坂剛の父。小田富弥に師事。昭和4年(1929)直木三十五の小説「本朝野士(やし)縁起」の挿絵でデビュー。以後、歴史・時...
みやけ‐ごんさい【三宅艮斎】
[1817〜1868]江戸末期の蘭方医。肥前の人。名は温(おん)。字(あざな)は子厚(しこう)。号は桃樹園。楢林栄建(ならばやしえいけん)に師事し、蘭方医学を学ぶ。佐倉藩医。外科術と包帯術に長じ...
ムン‐ジェイン【文在寅】
[1953〜 ]韓国の政治家。第19代大統領。朝鮮戦争時に脱北した家族のもとで育つ。学生運動などを経て、盧武鉉(ノムヒョン)とともに弁護士事務所を開業。盧が大統領となると民間から政権入りした。2...
やました‐すみと【山下澄人】
[1966〜 ]小説家・劇作家。兵庫の生まれ。脚本家の倉本聰に師事。平成8年(1996)より劇団FICTION(フィクション)を主宰。「緑のさる」で野間文芸新人賞受賞。「しんせかい」で芥川賞受賞...