べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】
[?〜1652]江戸初期の軍学者。姓は別木とも書く。浪人仲間とともに、増上寺での徳川秀忠夫人の法要を機会に挙兵をはかったが、事前に発覚。浅草で磔(はりつけ)に処された。
ベナベンテ【Jacinto Benavente】
[1866〜1954]スペインの劇作家。上品な風刺で貴族や上流社会の退廃・偽善を批判した作品が多い。1922年ノーベル文学賞受賞。作「作られた利害」など。
ベネシュ【Edvard Beneš】
[1884〜1948]チェコスロバキアの政治家。第一次大戦中、国外で独立運動を指導し、独立後、外相・首相、1935年から大統領。1938年のミュンヘン会談後、英国へ亡命。1945年、再び大統領と...
ベネディクトゥス【Benedictus】
[480ころ〜547ころ]イタリア中部、ヌルシア生まれの修道者。529年ごろモンテカッシーノにベネディクト修道院を設け、西方教会における修道院制を創始した。ヌルシアの聖ベネディクトゥス。英語名、...
ベバン【Aneurin Bevan】
[1897〜1960]英国の政治家。労働党左派の指導者。アトリー労働党内閣の保健相・労働相を歴任、社会保障制度の充実に努めた。
ベブレン【Thorstein Bunde Veblen】
[1857〜1929]米国の経済学者・社会学者。経済制度の進化過程を追究・分析し、制度学派の創始者とされる。著「有閑階級の理論」「企業の理論」など。
ベルハーレン【Émile Verhaeren】
[1855〜1916]ベルギーの詩人。象徴主義から出発し、社会主義の影響を受けて、人類の進歩を謳歌する力強い作品を発表。詩集「黒い炬火(たいまつ)」「触手ある都市」など。
ペテロ【Petros】
[?〜64ころ]イエス=キリストの十二使徒中の第一人者。本名、シモン(Simon)。ガリラヤの漁師であったがイエスの弟子となり、特に信頼されてペテロ(岩、すなわち教会の礎石の意)とよばれ、天国の...
ペロン【Juan Domingo Perón】
[1895〜1974]アルゼンチンの軍人・大統領。在任1946〜1955、1973〜1974。民族主義と労働者保護を基幹とした国家社会主義的独裁政治を推進。
ほんごう‐しん【本郷新】
[1905〜1980]彫刻家。北海道の生まれ。高村光太郎に師事。新制作派協会彫刻部創設に参加。代表作に戦没学生記念像「わだつみのこえ」「氷雪の門」など。