ちょう‐こう【趙高】
[?〜前207]中国、秦の宦官(かんがん)。趙(ちょう)(河北省)の人。始皇帝の死後、丞相の李斯(りし)と謀り胡亥(こがい)を2世皇帝に擁立。のち李斯を殺し丞相となって権力を振るい、胡亥を殺し子...
ちん‐なけい【陳和卿】
中国、宋の工人。平安末期に来日。治承4年(1180)の東大寺焼失後、重源(ちょうげん)に従い、焼損した大仏と大仏殿の再興に協力。のち鎌倉に下り、源実朝に渡宋を勧め、大船を建造したが進水に失敗した...
ちん‐ぺい【陳平】
[?〜前178]中国、前漢初期の政治家。陽武(河南省)の人。諡(おくりな)は献侯。漢の高祖(劉邦)に仕え、恵帝のとき左丞相となり、周勃(しゅうぼつ)と力を合わせて呂氏の乱を平定した。
ちん‐りっぷ【陳立夫】
[1900〜2001]中国の政治家。呉興(ごこう)県(浙江(せっこう)省)の人。米国のピッツバーグ大学卒業。国民党特務機関の実力者として反共政策を推進。1949年、国共内戦に敗北後、米国に亡命。...
つじ‐ひとなり【辻仁成】
[1959〜 ]小説家・映画監督・音楽家。東京の生まれ。昭和60年(1985)ロックバンドのボーカリストとしてデビュー。同時に執筆活動も始める。バンド解散後は作家活動に力を入れ、「海峡の光」で芥...
つだ‐うめこ【津田梅子】
[1864〜1929]教育家。江戸の生まれ。日本最初の女子留学生として、満7歳で岩倉具視遣外使節に同行して渡米。帰国後、華族女学校・女子高等師範学校教授。明治33年(1900)女子英学塾(のちの...
てつぎゅう‐どうき【鉄牛道機】
[1628〜1700]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。石見(いわみ)の人。別号、自牧子。隠元に師事。宇治の万福寺の創建や下総(しもうさ)の椿沼開墾に尽力。著「自牧摘稿」など。
てつげん‐どうこう【鉄眼道光】
[1630〜1682]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。肥後の人。隠元および木庵に師事。大蔵経の開版を計画し、約10年かかって完成、黄檗版や鉄眼版とよばれる。また多くの寺を開山・中興し、飢饉(き...
テミストクレス【Themistoklēs】
[前528ころ〜前462ころ]古代ギリシャ、アテネの軍人・政治家。海軍力を増強してサラミスの海戦でペルシア艦隊を破ったが、のち追放された。
なかざわ‐よしお【中沢良夫】
[1883〜1966]応用化学者。東京の生まれ。京都帝大教授、京都工芸繊維大学長を歴任。全国中等学校野球大会の創設に尽力し、昭和23年(1948)全国高等学校野球連盟の会長に就任。高校野球の発展...