もり‐よしろう【森喜朗】
[1937〜 ]政治家。石川の生まれ。昭和44年(1969)衆議院議員に初当選。文相・通産相・建設相などを歴任。平成12年(2000)小渕首相の急病により、全閣僚を留任させて後継首相に就任。問題...
モーリアック【François Mauriac】
[1885〜1970]フランスの小説家。カトリックの立場から、心理小説の手法で人間性の内に潜む罪の問題を描いた。1952年ノーベル文学賞受賞。作「愛の砂漠」「テレーズ=デスケルー」「蝮(まむし)...
やなぎだ‐くにお【柳田邦男】
[1936〜 ]ノンフィクション作家。栃木の生まれ。NHKの記者時代に、航空機事故の原因を追及した「マッハの恐怖」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。のちフリーとなり、医療問題や災害など幅広く取...
やまさき‐とよこ【山崎豊子】
[1924〜2013]小説家。大阪の生まれ。本姓、杉本。大阪を舞台にした小説で執筆活動をスタートし、「花のれん」で直木賞受賞。その後は綿密な取材に基づく社会派の問題作を数多く手がけ、人気作家とな...
よこやま‐げんのすけ【横山源之助】
[1871〜1915]社会問題研究家。富山の生まれ。横浜毎日新聞の記者となり、都市下層社会や労働者の実態を調査し、「日本之下層社会」を著した。他に「内地雑居後之日本」など。
リップス【Theodor Lipps】
[1851〜1914]ドイツの心理学者・哲学者。認識論・論理学・倫理学・美学は意識体験を確定する記述的心理学の基礎の上に築かれるべきだと主張。特に、美意識や他我認識における感情移入の意義を強調し...
リード【Herbert Read】
[1893〜1968]英国の詩人・批評家。文芸批評・美術批評のほか、政治問題にも言及。詩集「戦いの終わり」、評論「芸術の意味」「芸術と社会」など。
リープクネヒト【Liebknecht】
(Wilhelm 〜)[1826〜1900]ドイツの社会主義者。スイス、次いでロンドンに亡命してマルクスに師事。1869年、ベーベルとともに社会民主労働者党を結成。1875年、ラッサール派と合...
ルメット【Sidney Lumet】
[1924〜2011]米国の映画監督。陪審員制度を扱った「十二人の怒れる男」で長編映画デビューし、ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。実際の銀行強盗事件に材を取った「狼(おおかみ)たちの午後」や、...
わたなべ‐じゅんいち【渡辺淳一】
[1933〜2014]小説家。北海道の生まれ。医学部出身という異色の経歴を生かし、医療現場を舞台にした問題作を数多く執筆して人気を得る。その後は濃密な性描写の恋愛小説を手がけ、ブームを起こす。「...