エンゲルス【Friedrich Engels】
[1820〜1895]ドイツの思想家・革命家。マルクスと科学的社会主義を創始。「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」を共同で執筆。マルクス死後は、社会主義運動に参加しつつ、その遺稿を整理して「資...
おおかわ‐しゅうめい【大川周明】
[1886〜1957]国家主義者。山形の生まれ。猶存社・行地社・神武会を結成。軍部と接近し、三月事件や五・一五事件に関係。第二次大戦後、A級戦犯として逮捕されたが、精神異常を理由に免訴。著「近世...
おがわ‐へいきち【小川平吉】
[1870〜1942]政治家。長野の生まれ。政友会代議士。法相・鉄道相を歴任したが、五私鉄疑獄事件に連座して入獄。国家主義者で、大陸進出を主張した。
オッペンハイマー【Franz Oppenheimer】
[1864〜1943]ドイツの社会学者。ナチスに追放され、米国に亡命。社会主義的国家論を主張。著「社会学大系」「国家論」。
かしわぎ‐ぎえん【柏木義円】
[1860〜1938]プロテスタント牧師・思想家。新潟の生まれ。新島襄(にいじまじょう)の感化を受けた。群馬県安中教会に終生在住。軍国主義に反対し、国家神道や教育勅語を批判した。
カストロ【Castro】
(Fidel 〜)[1926〜2016]キューバの政治家。キューバ革命を指導、ゲリラ戦によって1959年にバティスタ政権を倒し、首相に就任。米国の介入に対抗して、社会主義国家の建設を指導。20...
カラムジン【Nikolay Mikhaylovich Karamzin】
[1766〜1826]ロシアの小説家・歴史家。感傷主義文学の代表者。口語を取り入れ、文章語の改革に尽力。小説「哀れなリーザ」、歴史書「ロシア国家史」など。
カール【Karl】
(1世)[742〜814]フランク王。小ピピンの子。ゲルマン民族を統合し、西欧をほぼ統一。法制を整備して中央集権国家をつくり、800年、教皇から西ローマ帝国皇帝を戴冠。学術文化を奨励、その成果...
ガルブレイス【John Kenneth Galbraith】
[1908〜2006]カナダ生まれの米国の経済学者。リベラルな立場から現代資本主義を批判的に分析。公共工事や教育などへの公的投資の有効性を訴えた。著「ゆたかな社会」「新しい産業国家」「不確実性の...
きた‐いっき【北一輝】
[1883〜1937]国家主義者。新潟の生まれ。本名、輝次郎。初め社会主義に近づき、また中国革命に参加。のち右翼運動の理論的指導者となる。著「日本改造法案大綱」は青年将校に大きな影響を与えた。二...