あきひと‐しんのう【彰仁親王】
[1846〜1903]幕末から明治時代の皇族。伏見宮邦家親王の第8王子。陸軍大将・元帥。維新後、東伏見宮と称し、さらに小松宮と改称。議定・軍事総裁・参謀総長などを務めた。
あきやま‐よしふる【秋山好古】
[1859〜1930]陸軍大将。愛媛の生まれ。真之の兄。騎兵の育成に努め「日本騎兵の父」とよばれた。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...
アテルイ【阿弖流為】
[?〜802]平安初期の蝦夷の族長。北上川流域一帯を支配し、延暦8年(789)、征東将軍紀古佐美(きのこさみ)軍を破る。延暦21年(802)、征夷大将軍坂上田村麻呂に降伏し、河内国杜山で処刑された。
あべ‐のぶゆき【阿部信行】
[1875〜1953]軍人・政治家。石川の生まれ。陸軍大将。昭和14年(1939)首相。第二次大戦への不介入、日中戦争の早期解決を声明したが実践できず、4か月余りで内閣総辞職。
あらき‐さだお【荒木貞夫】
[1877〜1966]軍人。陸軍大将。東京の生まれ。精神主義的反共論で皇道派の雄となる。二・二六事件に同調し、事件後予備役(よびえき)。陸相・文相を歴任。第二次大戦後、A級戦犯として終身刑。
アラン‐フルニエ【Alain-Fournier】
[1886〜1914]フランスの小説家。本名、アンリ=アルバン=フルニエ(Henri Alban Fournier)。第一次大戦で戦死した。作品に「モーヌの大将」など。
いたがき‐せいしろう【板垣征四郎】
[1885〜1948]陸軍大将。岩手の生まれ。関東軍参謀として満州事変に主導的役割を果たした。近衛・平沼内閣の陸相、支那派遣軍総参謀長を歴任。第二次大戦後、極東国際軍事裁判でA級戦犯とされ、絞首刑。
いとう‐すけゆき【伊東祐亨】
[1843〜1914]元帥・海軍大将。鹿児島の生まれ。日清戦争時の連合艦隊司令長官。日露戦争では大本営海軍幕僚長。
いのうえ‐しげよし【井上成美】
[1889〜1975]軍人。海軍大将。宮城の生まれ。軍務局長・第四艦隊司令長官・海軍次官などを歴任。日独伊三国同盟に反対、空軍を重視し大艦巨砲主義を批判。 阿川弘之によるの伝記小説。昭和6...