ポランニー【Polanyi】
(Karl 〜)[1886〜1964]ハンガリー生まれの経済学者。主として米国で活躍。物資の交換形態として互酬・再分配・交換の3様式を摘出し、市場社会と非市場社会に考察を加えて経済人類学を体系...
ポリツィアーノ【Angelo Poliziano】
[1454〜1494]イタリアの詩人・人文主義者。プラトン哲学者フィチーノの弟子。メディチ家の家庭教師として活躍。晩年は古典籍の評釈などに努めた。詩「騎馬槍試合のスタンツェ」、詩劇「オルフェオ物...
ポルフュリオス【Porphyrios】
[232ころ〜304ころ]新プラトン学派の哲学者。シリアの生まれ。プロティノスの弟子で、師の思想の普及に努めた。また、著「アリストテレスのカテゴリー論入門」はスコラ学に影響を及ぼした。
ポントリャーギン【Lev Semyonovich Pontryagin】
[1908〜1988]ソ連の数学者。14歳のとき爆発事故で失明した。位相群・位相体やリー群の位相的研究など、位相幾何学の発展に貢献した。著「最適制御の数学的理論」「連続群論」など。
ポーリング【Linus Carl Pauling】
[1901〜1994]米国の物理化学者。量子力学を化学に応用し、化学結合について量子力学的共鳴の概念による説明に成功。たんぱく質の螺旋(らせん)構造、抗原抗体反応、ビタミンCの効用なども研究。第...
マイケルソン【Albert Abraham Michelson】
[1852〜1931]米国の物理学者。ドイツの生まれ。精密な二光線干渉計を発明、マイケルソン・モーリーの実験を行う。1907年ノーベル物理学賞受賞。
マイモニデス【Maimonides】
[1135〜1204]中世のユダヤ人神学者・哲学者・医師。スペインのコルドバの生まれ。カイロのユダヤ教団を指導し、中世ユダヤ教神学の合理的基礎づけを試みた。著「迷える人々の手引き」など。イブン=...
マイヤー【Julius Robert von Mayer】
[1814〜1878]ドイツの医者・物理学者。血液の色の観察から運動と熱との関係に着想し、エネルギー保存の法則に到達。熱の仕事当量を計算した。
マイヤー【Otto Mayer】
[1846〜1924]ドイツの行政法学者。フランス行政法を研究し、実証主義的公法学に基づく行政法学の基礎を築いた。著「ドイツ行政法」など。
マイヤーホーフ【Otto Fritz Meyerhof】
[1884〜1951]米国の生理化学者。ドイツ生まれ。ナチスに追われ渡米。筋肉における乳酸の生成などを研究し、筋収縮のエネルギーが解糖によって得られることを解明した。1922年ノーベル生理学医学...