ほんごう‐しん【本郷新】
[1905〜1980]彫刻家。北海道の生まれ。高村光太郎に師事。新制作派協会彫刻部創設に参加。代表作に戦没学生記念像「わだつみのこえ」「氷雪の門」など。
マキャベリ【Niccolò di Bernardo Machiavelli】
[1469〜1527]イタリアの外交官・政治理論家。政治をキリスト教的倫理から解放し、近代政治学・史学の祖とされる。著「君主論」「ローマ史論」「フィレンツェ史」「戦術論」など。マキャベッリ。マキ...
まき‐りょうこ【巻菱湖】
[1777〜1843]江戸後期の書家。越後の人。名は大任、字(あざな)は致遠。唐の欧陽詢(おうようじゅん)などの書を学び、端正で明快な書風は菱湖流と呼ばれて明治初期まで広く流行。幕末の三筆の一人。
マクスウェル【James Clerk Maxwell】
[1831〜1879]英国の物理学者。ファラデーの電磁場の理論を完成させて基本方程式を導き出し、光の電磁理論の基礎を築いた。著「熱の理論」「電気磁気論」など。
マクミラン【Edwin Mattison McMillan】
[1907〜1991]米国の物理学者。サイクロトロンの開発に従事。超ウラン元素ネプツニウムを発見。シンクロトロンの原理も発見し、製作した。1951年、シーボーグとともにノーベル化学賞受賞。
マクルーハン【Marshall McLuhan】
[1911〜1980]カナダの英文学者・文明批評家。メディアの印刷物からテレビ・コンピューターなど電子工学的媒体への移行と、それによる人間の感覚や社会への影響などを論じた。著「メディアの理解」など。
マサリク【Tomáš Garrigue Masaryk】
[1850〜1937]チェコスロバキアの政治家・哲学者。チェコ民族独立運動を指導。第一次大戦後、チェコスロバキア共和国初代大統領(在任1918〜1935)に就任、建国の父とよばれた。
まざき‐じんざぶろう【真崎甚三郎】
[1876〜1956]軍人。陸軍大将。佐賀の生まれ。陸軍士官学校長・教育総監を歴任。皇道派の中心人物で、二・二六事件では関与を問われ起訴されたが無罪となった。
まじま‐りこう【真島利行】
[1874〜1962]化学者。京都の生まれ。東北大教授・阪大総長。漆のほか紫根・烏頭(うず)などの成分構造を究明。文化勲章受章。
マスウーディ【al-Mas‘ūdī】
[896ころ〜956]アラブの歴史家・地理学者。バグダッド生まれ。ジャワからインド・西アジア・東アフリカまでを旅行し、「黄金の牧場と宝石の鉱山」など多くの著作を残した。