いしい‐ゆうか【石井遊佳】
[1963〜 ]小説家。大阪の生まれ。インドで日本語教師として勤務する傍ら執筆活動を行い、「百年泥(ひゃくねんどろ)」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。同作で、第158回芥川賞受賞。
うちだ‐やすお【内田康夫】
[1934〜2018]推理作家。東京の生まれ。コピーライターを経て作家となる。トラベルミステリー「浅見光彦」シリーズなどで知られる。多くの作品がテレビドラマ化され、人気を博した。他に「岡部警部」...
クラーク【Colin Grant Clark】
[1905〜1989]英国の経済学者。1941年に「経済的進歩の諸条件」を著し、第一次産業・第二次産業・第三次産業の分類を考案。経済成長とともに第三次産業の経済規模や就業人口が増していくという「...
こざい‐よしひで【古在由秀】
[1928〜2018]天文学者。東京の生まれ。人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」を編み出し、衛星による測地学を確立した。国立天文台台長、国際天文学連合会長などを歴任。平成21年(2009)文...
ツィン【Johann Gottfried Zinn】
[1727〜1759]ドイツの植物学者・解剖学者。バイエルン州アンスバッハの生まれ。ゲッティンゲン大学でハラーに師事。同大学植物園長、および解剖学教授に就任。1755年、眼に関する最初の解剖学書...
つじ‐かずひろ【辻一弘】
[1969〜 ]特殊メーキャップアーティスト・現代美術家。京都の生まれ。独学で特殊メークの技術を身につけ、日米の映画界で活躍。のち現代美術家に転身。映画界に復帰し、米国アカデミー賞を受賞した。平...
つるみ‐かずこ【鶴見和子】
[1918〜2006]社会学者。東京の生まれ。昭和21年(1946)、弟の鶴見俊輔らと「思想の科学」を創刊。柳田国男・南方熊楠・折口信夫らの研究から、比較社会学理論を確立。地域の独自性に根ざした...
なかむら‐ゆうじろう【中村雄二郎】
[1925〜2017]哲学者。東京の生まれ。明大教授。フランス哲学を基盤に、宗教・言語・文化などさまざまな分野を幅広く論じた。哲学入門書も多く手がけ、昭和59年(1984)刊行の「術語集」がベス...
ぬまた‐しんすけ【沼田真佑】
[1978〜 ]小説家。北海道の生まれ。平成29年(2017)「影裏」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。同作品で同年、第157回芥川賞受賞。
やました‐すみと【山下澄人】
[1966〜 ]小説家・劇作家。兵庫の生まれ。脚本家の倉本聰に師事。平成8年(1996)より劇団FICTION(フィクション)を主宰。「緑のさる」で野間文芸新人賞受賞。「しんせかい」で芥川賞受賞...