ブクステフーデ【Dietrich Buxtehude】
[1637ころ〜1707]ドイツのオルガン奏者・作曲家。後半生の40年は、ドイツ北東部のリューベックの聖マリア教会のオルガン奏者として活動した。また、「夕べの音楽会」を主催して多数のオルガン曲を...
ベロー【Saul Bellow】
[1915〜2005]米国の小説家。カナダ生まれ。ユダヤ系。現代米国文学を代表する小説家の一人。1976年ノーベル文学賞受賞。小説「宙ぶらりんの男」「その日をつかめ」「ハーツォグ」など。
ボッチョーニ【Umberto Boccioni】
[1882〜1916]イタリアの彫刻家・画家。1912年に「未来派彫刻の技術宣言」を発表、未来派の代表者の一人として活躍した。作「空間の中の連続するユニークな形態」など。
モンターレ【Eugenio Montale】
[1896〜1981]イタリアの詩人。エルメティズモの代表者の一人で、戦後イタリア詩の中心的詩人として活躍。批評も書き、小説家ズベーボを見出したことでも知られる。1975年ノーベル文学賞受賞。詩...
モンテリウス【Gustav Oscar Montelius】
[1843〜1921]スウェーデンの考古学者。近代的考古学の創始者の一人。遺物の型式などから絶対年代を判定する科学的研究法を確立した。著「考古学研究法」など。
ユン‐イサン【尹伊桑】
[1917〜1995]ドイツの作曲家。朝鮮半島の生まれ。大阪や東京で作曲を学ぶ。のち、ドイツに渡りベルリンを中心に活躍したが、1967年にスパイ容疑でKCIAにより連行・投獄された。1969年ド...
ユン‐ドンジュ【尹東柱】
[1917〜1945]朝鮮の詩人。日本に留学中の1943年に独立運動容疑で逮捕され、獄死した。日本の併合下にあった民族の悲哀を叙情詩にうたった、詩集「空と風と星と詩」がある。
ヨアキム‐デ‐フローリス【Joachim de Floris】
[1135ころ〜1202]イタリアの神秘思想家。シトー会修道士。世界の歴史を父・子・聖霊に対応する三つに区分、1260年に第三期が始まるとする千年王国思想を説いた。
ライヒ【Wilhelm Reich】
[1897〜1957]オーストリア生まれの精神分析学者。1939年米国に亡命。性の解放を唱え、フロイトの精神分析とマルクス主義を統合、現代社会における疎外感の解消を訴えた。著「性格分析」「性の革...
ラーベ【Wilhelm Raabe】
[1831〜1910]ドイツの小説家。写実主義、皮肉とユーモア、厭世(えんせい)観など多様な傾向をもつ作風で知られる。著「雀(すずめ)横丁年代記」「飢餓牧師」。