ピョートル【Pyotr Alekseevich】
(1世)[1672〜1725]ロシア皇帝。在位1682〜1725。大帝と称される。西欧の文明・技術の摂取に努め、軍隊の整備、中央集権化、産業の育成などロシアの近代化を推進、ペテルブルグを建設した...
フィリップ【Philippe】
(2世)[1165〜1223]カペー朝第7代のフランス王。在位1180〜1223。ルイ7世の子。司法行政組織を改革して中央集権化を達成、カペー王朝の最盛期をつくった。第3回十字軍に参加。また、...
フリードリヒ‐ウィルヘルム【Friedrich Wilhelm】
[1620〜1688]ブランデンブルク選帝侯。在位1640〜1688。大選帝侯とよばれ、三十年戦争後、巧みな外交政策で勢力を拡大。また、官僚制を強化してプロイセンの基礎をつくった。
フリードリヒ‐だいおう【フリードリヒ大王】
《Friedrich der Große》[1712〜1786]プロイセン王。在位1740〜1786。自らを「国家第一の下僕」と称した典型的な啓蒙専制君主で、行政改革・軍備拡張・教育、産業の育成...
ぶ‐てい【武帝】
[前156〜前87]中国、前漢第7代の皇帝。在位、前141〜前87。廟号(びょうごう)、世宗。名は劉徹。高祖劉邦の曽孫。儒教を公認し、中央集権体制を強化。外征を行って領域を拡大し、東西交渉を盛...
ベーコン【Roger Bacon】
[1214ころ〜1294]英国の哲学者・科学者。近世自然科学の先駆者で、「大著作」を著し、実験と観察による科学的認識を説いた。拡大鏡の発明、暦の改良などを試みた。
ホスロー【Khosrow】
(1世)[?〜579]ササン朝ペルシア第21代の王。在位531〜579。中央集権化を進めるとともに、エフタルを滅ぼしてその勢力を拡大。ササン朝の黄金時代を現出した。コスロー。
ぼく‐こう【穆公】
中国、春秋時代の秦の王。在位、前659〜前621。春秋五覇の一人。百里奚(ひゃくりけい)らの賢臣を集めて国政を整え、富国強兵に努め、晋と西戎を討って領土を拡大、覇者となった。生没年未詳。
ボルジア【Cesare Borgia】
[1475〜1507]イタリア‐ルネサンス時代の専制君主。枢機卿からロマーニャ公となり、権謀術数をもって支配領域を拡大したが、父教皇の死とともに失脚。マキャベリの「君主論」に叙述される。
ポアンカレ【Poincaré】
(Jules Henri 〜)[1854〜1912]フランスの数学者・天文学者・物理学者。微分方程式・関数論や天体力学などの研究で功績があるほか、実用主義(プラグマティズム)に対して科学のため...