バルザック【Honoré de Balzac】
[1799〜1850]フランスの小説家。近代リアリズム小説の代表者。フランス社会のあらゆる階層の人物が登場する約90編の小説にみずから「人間喜劇」の総題をつけた。作「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」...
フィヒテ【Johann Gottlieb Fichte】
[1762〜1814]ドイツの哲学者。カント哲学から出発して物自体の考えを否定、自我の実践性を理論的認識にまで広げて基礎づけ、倫理的色彩の濃い思想体系を樹立。ナポレオン占領下のベルリンでの講演「...
ふじわら‐の‐のぶざね【藤原信実】
[1176〜1265ころ]鎌倉前・中期の宮廷画家・歌人。隆信の子。法名、寂西。似絵(にせえ)の技法を発展させ、「後鳥羽上皇像」「随身庭騎絵巻(ずいしんていきえまき)」「三十六歌仙絵巻」などの作者...
ふじわら‐の‐もととし【藤原基俊】
[1060ころ〜1142]平安後期の歌人・歌学者。歌道では、伝統派の中心人物で、源俊頼と対立した。万葉集に次点(訓点)をつけた一人。藤原俊成の師。編著「新撰朗詠集」、家集「基俊集」など。
フック【Robert Hooke】
[1635〜1703]英国の自然科学者。惑星の運動に関する逆二乗の法則や、光の波動説の提唱、フックの法則の発見、顕微鏡観察による生物細胞の発見など、多分野で活躍。
フランシスコ【Francisco】
天王星の第22衛星。2001年に発見。名の由来はシェークスピア「テンペスト」の登場人物。直径が12キロ前後と小さい。 ⇒フランチェスコ
フーコー【Michel Foucault】
[1926〜1984]フランスの哲学者・歴史学者。構造主義の立場から思想や知の認識論的研究に大きな業績をあげた。著「狂気の歴史」「言葉と物」「性の歴史」など。
ブライト【John Bright】
[1811〜1889]英国の政治家。コブデンとともに自由放任主義を唱え、穀物法の廃止に成功。クリミア戦争に反対し、米国の南北戦争では北軍を支持した。
プッチーニ【Giacomo Puccini】
[1858〜1924]イタリアの作曲家。人情味豊かな題材、優美な旋律、人物描写の妙を尽くしたオペラを多く作曲。作品に「ラ‐ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」など。
ブラウン【Robert Brown】
[1773〜1858]英国の植物学者。オーストラリアおよびタスマニア島で多くの動植物を採取し、分類学者として活躍。ブラウン運動や細胞核の発見、被子植物と裸子植物とを分けるなど多くの業績がある。