ウォルフ【Caspar Friedrich Wolff】
[1733〜1794]ドイツの解剖学者。著「発生学説」で後成説を主張。近代発生学の創始者の一人。
おおつか‐ひさお【大塚久雄】
[1907〜1996]経済史学者。京都の生まれ。法大教授・東大教授・国際基督教大学教授。マックス=ウェーバーやマルクスを研究し資本主義形成について独自の理論を確立。著作に「株式会社発生史論」「近...
かどかわ‐げんよし【角川源義】
[1917〜1975]出版人・国文学者・俳人。富山の生まれ。辺見じゅんの父。折口信夫に師事。昭和20年(1945)に角川書店を創業、角川文庫・昭和文学全集などを刊行し成功を収めた。著作に「語り物...
ガルバーニ【Luigi Galvani】
[1737〜1798]イタリアの解剖・生理学者。カエルの足が金属と接触すると痙攣(けいれん)が生じることを発見し、生物電気の研究や電気学に道を開いた。また、これは2種の金属による電気の発生である...
クレブス【Hans Adolf Krebs】
[1900〜1981]英国の生化学者。ドイツの生まれ。ナチスの迫害で英国に移住。生体内で尿素が形成されるオルニチン回路を発見。さらに、糖が分解してエネルギーを発生させるクレブス回路(トリカルボン...
コッククロフト【John Douglas Cockcroft】
[1897〜1967]英国の物理学者。直流高電圧を発生する装置を作り、リチウムを用いて原子核の人工的変換に初めて成功。1951年、E=T=S=ウォルトンとともにノーベル物理学賞受賞。
シュペーマン【Hans Spemann】
[1869〜1941]ドイツの動物学者。イモリの胚(はい)の形成体の作用を発見し、実験発生学に功績を残した。1935年、ノーベル生理学医学賞受賞。
ジーンズ【James Hopwood Jeans】
[1877〜1946]英国の天体物理学者。宇宙の進化や星のエネルギー発生に新説を唱えた。また、熱放射・電磁気学の理論的解明にも功績を上げた。著「電気および磁気の数学的理論」「我が周囲の宇宙」など。
スパランツァーニ【Lazzaro Spallanzani】
[1729〜1799]イタリアの博物学者。生物学に実験的な方法を導入、微生物の自然発生を実験により否定した。胃液や皮膚呼吸などの研究においても、すぐれた業績を残した。主著「動物および植物の自然学」。
せんりゅう【川柳】
⇒柄井川柳(からいせんりゅう) 江戸中期に発生した雑俳の一。前句付けの付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点者であった初世柄井川柳の名による。季語や切れ字などの制約はなく、口語を用い、...