ラッフルズ【Thomas Stamford Raffles】
[1781〜1826]英国の植民地行政官。1811年ジャワ遠征に成功し、占領して副総督となる。任期中にボロブドゥール遺跡などを調査した。1819年シンガポール島を獲得し、貿易基地を建設して自由港...
ラフォルグ【Jules Laforgue】
[1860〜1887]フランスの詩人。象徴派に属し、自由詩の創始者の一人。詩集「最後の詩」、散文「伝説的教訓劇」など。
ラートブルフ【Gustav Radbruch】
[1878〜1949]ドイツの法哲学者。価値相対主義に立って、自由主義・民主主義・社会主義的思想に基礎を与えた。著「法哲学」など。
リンドグレーン【Astrid Lindgren】
[1907〜2002]スウェーデンの児童文学作家。ファンタジーや少年探偵ものなど幅広いジャンルの作品を手がけ、中でも、力持ちで自由奔放(ほんぽう)な少女を描いた「長くつ下のピッピ」は世界的なベス...
ルイ‐フィリップ【Louis-Philippe】
[1773〜1850]フランス国王。在位1830〜1848。ブルボン家の支流オルレアン家の出身。フランス革命初期より自由主義者として活躍したが、のち亡命。1830年の七月革命で迎えられ即位。「市...
ルター【Martin Luther】
[1483〜1546]ドイツの宗教改革者。1517年、教皇庁による免罪符発行を批判する「九五か条の意見書」によって教皇から破門されたが、これが宗教改革運動の発端となった。ザクセン選帝侯の保護下に...
レオポルド‐にせい【レオポルド二世】
《Leopold Ⅱ》[1835〜1909]ベルギー王。アフリカ進出を企て、スタンリーの探検を援助し、コンゴ自由国を建国。のち、ベルギー植民地とした。
レールモントフ【Mikhail Yur'evich Lermontov】
[1814〜1841]ロシアの詩人・小説家。プーシキンの死を悼む詩「詩人の死」で名声を博す。以後、自由・行動への渇望、深い倦怠(けんたい)などをうたった。決闘により死亡。叙事詩「悪魔」、小説「現...
ロイド‐ジョージ【David Lloyd George】
[1863〜1945]英国の政治家。自由党急進派に属し、蔵相となり、老齢年金法・国民保険法を実現させた。1916年、自由党・保守党の連立内閣の首相となり、第一次大戦を指導。戦後はパリ講和会議の...
ロールズ【John Rawls】
[1921〜2002]米国の政治哲学者。「公正としての正義」の説を唱えて功利主義を批判、自由と平等が実現される正義の社会を構想した。著「正義論」など。