パウンド【Ezra Pound】
[1885〜1972]米国の詩人。欧州各地を遍歴、自由詩運動を推進し、現代文学に大きな影響を与えた。連作長編詩「キャントーズ」など。
パステルナーク【Boris Leonidovich Pasternak】
[1890〜1960]ソ連の詩人・小説家。象徴主義的な詩集「雲の中の双生児」で文名を確立。唯一の長編小説「ドクトルジバゴ」により、1958年ノーベル文学賞の授与が決定されたが、政治的圧力によって辞退。
ひの‐そうじょう【日野草城】
[1901〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、克修(よしのぶ)。新興俳句運動の中心として無季を主張、連作を実践した。句集「花氷」「青芝」など。
ファデーエフ【Aleksandr Aleksandrovich Fadeev】
[1901〜1956]ソ連の小説家。少年時代から革命運動に参加。社会主義リアリズム文学運動に貢献したが、スターリン批判直後に自殺。作「壊滅」「若き親衛隊」など。ファジェーエフ。
フィリッポス【Philippos】
(2世)[前382〜前336]マケドニア王。在位、前359〜前336。アレクサンドロス大王の父。前338年、ボイオティア北西部のカイロネイアにおける戦いでギリシャ連合軍を破って全ギリシャを統一。...
フォッシュ【Ferdinand Foch】
[1851〜1929]フランスの軍人。第一次大戦末期、連合軍総司令官となって大戦を終結に導いた。対独強硬政策を主張。
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
[1865〜1927]婦人運動家。岡山の生まれ。旧姓、景山。自由民権運動に参加。大井憲太郎らと大阪事件に連座。明治40年(1907)雑誌「世界婦人」を創刊。著「妾(わらわ)の半生涯」など。
ふくだ‐やすお【福田康夫】
[1936〜 ]政治家。東京の生まれ。父の元首相赳夫の秘書官を経て、群馬県の地盤を継ぎ平成2年(1990)に衆議院議員に当選。平成12年(2000)から森喜朗・小泉純一郎両内閣で官房長官を務める...
ふじわら‐の‐はまなり【藤原浜成】
[724〜790]奈良時代の公卿。麻呂の子。大宰帥(だざいのそち)。娘婿の氷上川継の乱に連座して大宰員外帥となり、任地で没。著「歌経標式」など。
プドフキン【Vsevolod Illarionovich Pudovkin】
[1893〜1953]ソ連の映画監督。モンタージュ理論を唱え、ソ連映画の基礎を築いた一人。代表作「母」「アジアの嵐」など。