さのげんざえもんのじょう‐つねよ【佐野源左衛門尉常世】
鎌倉時代の武士。上野(こうずけ)の人。謡曲「鉢木(はちのき)」の主人公。生没年未詳。→鉢木
すいにん‐てんのう【垂仁天皇】
記紀で、第11代天皇。崇神天皇の第3皇子。名は活目入彦五十狭茅(いくめいりびこいさち)。野見宿禰(のみのすくね)の進言により殉死の風習をやめさせ、埴輪(はにわ)に代えさせたと伝えられる。
すお‐まさゆき【周防正行】
[1956〜 ]映画監督。東京の生まれ。映画の中では従来扱われなかった分野にスポットライトを当てた、ユニークな作品で話題を呼ぶ。代表作は、大学の相撲部を扱った「シコふんじゃった。」、米国でもヒッ...
たかの‐たつゆき【高野辰之】
[1876〜1947]国文学者。長野の生まれ。東京音楽学校・大正大学教授。上田万年に師事。歌謡・演劇史を研究。著「日本歌謡史」「日本歌謡集成」「日本演劇史」など。
たかはし‐げんいちろう【高橋源一郎】
[1951〜 ]小説家。広島の生まれ。「さようなら、ギャングたち」で作家デビュー、吉本隆明の激賞を受ける。「優雅で感傷的な日本野球」で三島由紀夫賞受賞。他に「競馬探偵の憂鬱な月曜日」「ペンギン村...
たかはし‐でいしゅう【高橋泥舟】
[1835〜1903]江戸末期の幕臣。江戸の人。名は政晃。槍術家で講武所師範役。鳥羽伏見の戦い後、徳川慶喜(とくがわよしのぶ)に恭順説を説き、上野寛永寺で慶喜を護衛した。山岡鉄舟・勝海舟とともに...
たかはま‐きょし【高浜虚子】
[1874〜1959]俳人・小説家。愛媛の生まれ。本名、清(きよし)。正岡子規に師事。俳誌「ホトトギス」を継承して主宰、多くの門下を育てた。句風は客観写生・花鳥諷詠に立ち、平明で余情が深い。文...
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん)とともに国博士(くにはかせ)に任ぜられ、大化の改新政府の重臣となった。のち、遣...
たかやま‐ひこくろう【高山彦九郎】
[1747〜1793]江戸中期の勤王家。上野(こうずけ)の人。名は正之。諸国を行脚して勤王思想を提唱。時勢に憤激して九州久留米で自刃。林子平・蒲生君平(がもうくんぺい)とともに、寛政の三奇人の一人。
たきがわ‐かずます【滝川一益】
[1525〜1586]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。名は彦右衛門。織田信長の臣として伊勢の長島城主。次いで関東管領として上野(こうずけ)の厩橋(うまやばし)城主。小牧・長久手の戦いで徳...