スティーグリッツ【Alfred Stieglitz】
[1864〜1946]米国の写真家。妻は画家のオキーフ。写真家集団「フォトセセッション」を主宰、「カメラ‐ワーク」誌を創刊するなど、近代写真の先駆者とされる。代表作「終点」「三等船室」など。
セラフィモービチ【Aleksandr Serafimovich】
[1863〜1949]ソ連の小説家。本姓ポポフ(Popov)。その作「鉄の流れ」は社会主義リアリズムの一典型とされる。
セント‐ジェルジ【Albert Szent-Györgyi】
[1893〜1986]米国の生化学者。ハンガリーの生まれ。ビタミンCを発見しアスコルビン酸と命名。フマル酸が細胞呼吸の触媒として働くことを見いだし、1937年、ノーベル生理学医学賞受賞。また、筋...
ソルジェニーツィン【Aleksandr Isaevich Solzhenitsïn】
[1918〜2008]ソ連・ロシアの小説家。スターリニズムおよびソビエト政府に批判的な作品を発表。1970年ノーベル文学賞受賞。1974年に国外追放されたが、1994年帰国。作「イワン=デニーソ...
タルスキ【Alfred Tarski】
[1902〜1983]米国の数学者・論理学者。ポーランド生まれ。のち米国に移住・帰化した。記号論理学における意味論の開拓者で、現代記号論理学の発展に多大な貢献をした。主著「形式言語における真理概念」。
ダルゴムイシスキー【Aleksandr Sergeevich Dargomïzhskiy】
[1813〜1869]ロシアの作曲家。ロシア国民楽派の一人。ロシア語の抑揚を生かした朗唱様式を完成し、ムソルグスキーらに大きな影響を与えた。歌劇「ルサルカ」「石像の客」など。
チッコリーニ【Aldo Ciccolini】
[1925〜2015]フランスのピアニスト。イタリア出身で、ナポリ音楽院に学ぶ。サティやドビュッシーなどフランス近代音楽を得意とした。
チボーデ【Albert Thibaudet】
[1874〜1936]フランスの批評家。文学現象を創造的持続として把握する新しい批評方法を確立。著「マラルメの詩」「ポール=バレリー」「フランス文学史」など。
チャヤーノフ【Aleksandr Vasil'evich Chayanov】
[1888〜1939ころ]ソ連の農業経済学者。協同組合主義者で、小農主義理論を展開したが、反革命の罪で逮捕・処刑された。著「小農経済の原理」「農民ユートピア国旅行記」。
チューリング【Alan Mathison Turing】
[1912〜1954]英国の数学者。現代計算機科学の父。1936年、論文「計算しうる数」でチューリングマシンの概念を提唱した。第二次大戦中に、ドイツの暗号解読に功績をあげたことでも知られている。