セフェリス【Giorgos Seferis】
[1900〜1971]ギリシャの詩人・外交官。ギリシャの古典や神話を題材とし、象徴的作風を示した。1963年、ノーベル文学賞受賞。作「分岐点」「練習帳」など。
チマブエ【Giovanni Cimabue】
[1240ころ〜1302ころ]イタリアの画家。フィレンツェ派。ビザンチンの伝統様式から、しだいに新しい人間的感情の表現に至り、ルネサンスへの転換期を代表する画家とされる。チマブーエ。チマーブエ。
ティエポロ【Giovanni Battista Tiepolo】
[1696〜1770]イタリアの画家。ベネチア派。華やかな色彩による装飾的、幻想的な天井画・壁画を多く残した。
バザーリ【Giorgio Vasari】
[1511〜1574]イタリアの画家・建築家・文筆家。13世紀以降のイタリアの美術家とその作品を扱った「美術家列伝」を著した。
パスコリ【Giovanni Pascoli】
[1855〜1912]イタリアの詩人。自然の美などを描いた幻想的な叙情詩は、多くのイタリア現代詩人に影響を与えた。また、古代の神話や原始キリスト教の伝統にも深い関心を示した。作「御柳(ぎょりゅう...
パピーニ【Giovanni Papini】
[1881〜1956]イタリアの小説家・批評家。未来派運動に参加。初め無神論者であったが、のちカトリックに回心した。小説「行きづまった男」、評伝「キリスト伝」など。
パレストリーナ【Giovanni Pierluigi da Palestrina】
[1525ころ〜1594]イタリアの作曲家。教会音楽にすぐれ、16世紀の対位法様式を完成。作品にミサ・モテットなど多数。
ピコ‐デラ‐ミランドラ【Giovanni Pico della Mirandola】
[1463〜1494]イタリアの人文学者・哲学者。中世神学と新プラトン主義との融合を図った。主著「人間の尊厳について」。
ピラネージ【Giovanni Battista Piranesi】
[1720〜1778]イタリアの版画家・建築家。エッチングにより、多くの古代建築図や「ローマ景観図」を制作。ほかに、幻想的建築版画集「牢獄」など。
ブルーノ【Giordano Bruno】
[1548〜1600]ルネサンス期イタリアの哲学者。欧州諸国を遍歴、唯物論的自然観・汎神論にたち、スコラ主義・キリスト教を鋭く批判したため、絶えず迫害され、異端者として火刑に処せられた。著「原因...