アプレイウス【Lucius Apuleius】
2世紀のローマの作家。その著「変身物語」(別名「黄金のろば」)は、古典ラテン語の小説で唯一の完全な形で現存する作品として有名。
アリオスト【Ludovico Ariosto】
[1474〜1533]イタリアのルネサンス期の詩人。豊かな想像力と、スタイルの美しさで知られる。騎士物語詩「狂乱のオルランド」など。
アルニム【Ludwig Achim von Arnim】
[1781〜1831]ドイツの詩人・小説家・劇作家。後期ロマン派を代表。ブレンターノと共編で民謡集「少年の魔法の角笛」を刊行。
スラ【Lucius Cornelius Sulla】
[前138〜前78]古代ローマの軍人・政治家。マリウスの部将としてユグルタ戦で功を立てたが、のち、ミトリダテスの乱討伐の指揮権をめぐってマリウスと対立し、マリウス派を一掃して独裁権を掌握。元老院...
セネカ【Lucius Annaeus Seneca】
[前4ころ〜後65]ローマのストア学派の哲学者。スペインのコルドバの生まれ。皇帝ネロに仕えたが、のちに謀反の疑いを受け、命令によって自殺した。常に道義を説き、実践哲学を主張。著「対話篇」「自然問...
フォイエルバッハ【Ludwig Andreas Feuerbach】
[1804〜1872]ドイツの哲学者。ヘーゲル学派の左派の一人。ヘーゲル批判から唯物論の立場に立ち、自らの哲学を「人間学」と呼んだ。宗教批判の書「キリスト教の本質」は、青年期のマルクス・エンゲル...
フォンタナ【Lucio Fontana】
[1899〜1968]イタリアの画家・彫刻家。アルゼンチン生まれ。1946年に「白の宣言」を発表、翌年には「空間の第一宣言」に署名し空間主義を宣言した。ネオンを用いた作品やカンバスを切り裂いたり...
ホルベア【Ludvig Holberg】
[1684〜1754]デンマーク・ノルウェーの小説家・歴史家。ノルウェーで生まれ、おもにデンマークで活躍した。北欧啓蒙主義の代表者の一人で、北欧のモリエールと称された。大学では歴史やラテン語など...
ボルツマン【Ludwig Boltzmann】
[1844〜1906]オーストリアの理論物理学者。気体分子運動論を研究し、エントロピーの増大は単なる力学的法則ではなく確率的法則であることを明らかにして、統計力学の基礎を作った。
ルートウィヒ【Ludwig】
(10世)[1495〜1545]バイエルン公。在位1516〜1545。父アルブレヒト4世が決めた長子相続に異議を唱え、兄のウィルヘルム4世とバイエルンを共同統治した。